車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年10月現在の松阪市内で松阪牛をリーズナブルに食べられる「快楽亭」と「丸中本店」の紹介です。
シニア世代で大阪在住の「クルマ旅のプロ」がお届けする、車中泊グルメガイド
アウトドアを愛する「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、25年以上かけて味わってきた、全国各地のソウルフードの、素材・レシピ・老舗・行列店等を紹介しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
「快楽亭」は、量は少なめだが、本物の松阪牛がリーズナブルに食べられる中高年向きのお店。
「快楽亭」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2014.09.27
※「快楽亭」での現地調査は2014年9月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2023年10月に更新しています。
「快楽亭」と「丸中本店」の食レポ
アットホームで暖簾がくぐりやすい快楽亭
松阪牛の正しい発音は「まつさかうし」。
今では高級和牛として全国的に有名だが、意外にもその歴史は浅く、「近江牛」や「神戸牛」よりもずっと後の、戦後にブランド牛としての認知が広まった。
それを地元で食べさせてくれる有名店といえば「和田金」だが、「接待交際費」というものがないと、自腹で行くにはちょっと敷居が高すぎる(笑)。
とはいえ、割烹から居酒屋まで多様な店が揃う松阪駅前で、一元客が自分にあう店を選ぶのは至難の業だ。
そこで筆者と同じ中高年の皆様に向けて、「多少量は少なくても本物がリーズナブルに食べられる店」を紹介したい。
一軒目は、明治三年創業の「快楽亭」。
昼は松阪牛を使った定食や幕の内弁当をリーズナブルに食べられるというのを聞き、ランチタイムに足を運んでみた。
「快楽亭」の自慢は、家族の祝い事によく利用されるという、落ち着いた佇まいを持つ2階の座敷だが、膝に難がある筆者はあえて1階のテーブル席を選択。
「松阪牛すき焼き御膳」の梅100g・4,620円(税込)と、
「松阪牛石焼御膳」の梅70g・2,970円(税込)をオーダーした。
脂分の多い霜降り肉は、炭火の網焼きより、石でじわりと火を通すほうが、肉本来の甘みが感じられるし、もともと焼肉はレアのほうが好きなので、筆者にはなおさら都合が良かった。
いずれにしても、霜降り肉は思っているほどは食べられない。これでもそこそこお腹が膨れるボリュームだった。
筆者が訪ねたのは今から10年前の2014年だが、今でも同じメニューが食べられる。
ただ当時のお会計は、両方合わせて4600円だった(笑)。
☎0598-21-0222
【客席】75席
【営業時間】11時30分~22時(休憩14時~17時)
※1階レストランは20時ラストオーダー
※カードの取り扱いはなし(paypayのみ可)
【定休】毎週火、水曜日
【駐車場】7台
次はちょっと食べたりないかな? という人に。
地元の人気揚物テイクアウト店 丸中本店
「丸中本店」は「快楽亭」のすぐ近くにある精肉店で、ミンチカツやコロッケ、牛串カツなどの「揚物テイクアウト」が人気を呼んでいる。
筆者はコロッケを2個注文したのだが、店主の応対は快く、地元に愛される庶民の店という印象だった。
ちなみにキャンピングカーなら、ここで精肉を買ってクルマで「すき焼き」にして食べることもできる。
ルーフベント(換気扇)とプラズマクラスターがあれば、匂いはほとんど残らない。
伊勢神宮 車中泊参拝ガイド
※記事はすべて外部リンクではなく、オリジナルの書き下ろしです。
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