この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

ガイドするのは、2時間で「いいとこ撮り」する中高年向きのお気軽コース
ここで紹介するのは、「お祭り」の賑わいよりも、河津でしか見られない桜の景色や名所を見て廻ることを優先したい人向けの散策ルートなので、「万人」に合うかどうかはわからない。
それを承知の上でご覧願いたい。
まずクルマは河津町役場に近い駐車場に停める。
写真は2022年に筆者が利用した椎本駐車場は、河津町役場の斜め向かいにある個人の駐車場だが、料金は公営駐車場と同じ1000円。
ここが普通車が停められる河津桜の原木に一番近い駐車場になる。
なお普通車は、河津町役場の駐車場を利用できない。
クルマを駐めたら、その足で飯田家にある❶河津桜の原木を訪ねよう。これが「最初の河津桜」と呼ばれている木だ。
今度は原木から引き返し、❷豊泉橋(ほうせんばし)の上から桜並木を眺める。
河津ではここが一番の撮影スポットだと思うが、この日はまだ菜の花が咲いておらず、ちょっと残念。
❸桜のトンネル。人が多い時は少し待つといい。
桜並木から少し外れたところにある❹峰温泉大噴湯公園で一休み。
9時から16時までの各時30分に約1分間の噴湯が行われ、温泉は地上約30メートルの高さまで吹き上がる。
その後は川沿いに戻って進み、「かわづいでゆ橋」を渡ってクルマに戻る。
所要時間は、噴湯の待ち時間を入れても2時間程度だろう。
午後から行く場合は温泉バックを持って歩き、日帰り温泉施設「踊り子温泉会館」でひと風呂浴びてもいいと思う。
料金は1000円だが、伊豆はどこでもそのくらいはする。ここはのんびり休憩できるので、時間に余裕がある人にはお勧めだ。
あるいは、こういう鄙びた温泉宿も風情があってお勧めだ。
また物足りなさを感じたら、「屋台ゾーン」に出向こう。ここには様々な店があるが、筆者が立ち寄ったのはここ。
焼きたてのさくら満開餅(1個180円)はボリューム満点で、それはそれは甘かった~!(笑)。
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