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道の駅 若狭熊川宿 車中泊好適度チェック!

道の駅 若狭熊川宿 道の駅
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

小浜と京都を結ぶ、鯖街道沿いにある道の駅

道の駅 若狭熊川宿

「道の駅 若狭熊川宿」は、琵琶湖の湖西と小浜湾を結ぶ国道303号沿いにある道の駅だ。

近畿圏外から琵琶湖方面に旅に来る人は、おそらく湖東側の名神高速と北陸道を通って敦賀から若狭に出ると思うが、我々は無料化された「湖西道路」を利用し、途中から「若狭街道」と呼ばれる国道303号に分岐する。

鯖街道

「若狭街道」は、かつての「鯖街道(現在の国道367号)」とつながる歴史のある道で、歴史街道にも指定されている。

それを考えると、まさに「通る価値がある国道」に面した、本来のあるべき道の駅に近い存在だと筆者は思う。

もっともそれが、それが車中泊に適しているかどうかは別問題(笑)。

道の駅 若狭熊川宿

たしかに駐車場には、写真の奥から手前に向かって下りの傾斜がある。

ここからは少し余談になる。

この記事を書いているのは2020年の4月だが、今どき流行の若い夫婦や独身YOUTUBERたちは、この地味な道の駅をノーマークなようだ。

利用したい車中泊スポットが、世代や目的によって違うのは当然だが、ただ車中泊だけが目的で、やたらトイレと売店の写真を並べ立て、その道の駅のクルマ旅における役割や、周辺の見どころにまったく目もくれないようなサイトは見ていて虚しい。

いずれまたブームが終われば風化していくだけだと思うが、SEOにだけ秀でたそういうサイトがいつまでたっても上位に表示される、現在のGoogleの検索基準に強い不快感を感じている中高年は、筆者だけではないだろう。

さて。「道の駅熊川宿」の魅力は、この「鯖街道ミュージアム」にある。

鯖街道ミュージアム

中はパネルの展示しかないようなものだが、内容は実にわかりやすく、無料というのもありがたい。

鯖街道ミュージアム

まずはここに足を運んでから、ミュージアムの横を小路から「熊川宿」へ足を運ぼう。

鯖街道

鯖街道

細かいことを云いだすとキリがないので、ここでは簡潔にまとめる。

ヤマト王権の「御食国(みけつくに)」であった若狭は、古代から淡路島と同様に海産物を京の都に納めていた地だ。

そのルートである若狭街道が整備されたのは、13世紀。

戦国時代から江戸時代にかけて、若狭の海で獲れた鯖が、京都で大衆魚として重宝されたことから、小浜から若狭町、熊川、滋賀県の杤木を越え、大原八瀬から京都へと続くこの道は、「鯖街道」と呼ばれるようになったという。

しかし交通手段が徒歩からクルマに代わると、福井と京都を結ぶルートは、琵琶湖の湖西岸を通る旧西近江街道(現在の国道161号・湖西道路)に移行し、鯖街道沿いは過疎化が進む。

だが、逆にそれが平成に功を奏することなった。

2015年(平成27年)に熊川宿を含む鯖街道は、「~御食国若狭と鯖街道~」として日本遺産に認定され、新たな観光地として注目されている。

熊川宿

熊川宿

重要伝統的建造物群保存地区に指定され、往時の様子がうかがえる熊川宿。

その歴史は古く、室町時代に足利将軍直属の武士であった沼田氏が山城を構え、桃山時代には豊臣秀吉に重用された浅野長政が小浜城主になった際に、交通・軍事の要衝として、この地を手厚く保護した。

以来、若狭代々の領主はそれを受け継ぎ、熊川は江戸時代を通じて近江国境に接する宿場町として大いに繁栄したという。

熊川宿

宿場町といえば、木曽の中山道に残る妻籠宿や馬籠宿が有名だが、ベンガラ塗りの家屋が残る熊川宿にも、それに引けをとらないだけの風情が残る。

全国区ではない「鯖街道の宿場町」が、ここまで保存度の高いものだとは近畿在住の人でも知らない人が多いと思う。

ちなみに道の駅からこの景観が見られる「松木神社」までは、写真を撮りながら歩いて往復およそ30分。

行く価値ありというか、行かないのなら道の駅に立ち寄る意味がないくらいだ。

最後は道の駅について。

道の駅 若狭熊川宿

まず目立つのは、ご覧のゴミ箱。

もちろん、可燃物用も気持ちよく置かれている(笑)。

道の駅 若狭熊川宿

その隣にある休憩室は、立呑カフェみたいで落ち着かないが、ライダーが雨宿りするにはいいかもしれない。

なお周辺の観光パンフは、「鯖街道ミュージアム」の中に置かれている。

道の駅 若狭熊川宿

売店と食堂は「鯖街道ミュージアム」の奥にある「四季彩館」にある。

焼き鯖寿司

買うにしろ食堂で食べるにしろ、イチオシはやはり「焼き鯖寿司」だろう。

鯖寿司には「焼き」と「生」の2種類があるが、筆者は「焼き」のほうがおいしく感じる。

焼き鯖寿司

ただし熊川宿で食べると、このお値段。「うゎお~」とはこのことだ。

焼き鯖寿司

こちらは道の駅で売っている4切れ650円の箱詰め。

ここまで値段が違う以上、味にもかなりの開きはあるのだろうが、それでも1切れ150円以上する。

回転寿司の「まぐろ大とろ」以上とは、これ如何に…

今は江戸時代とは違う価値観で、ミシュランも動いていると思うけどな。

【車中泊好適度!チェック】
1.駐車場の平坦性=△

2.駐車場のキャパシティー=△
普通車:28台

3.ゴミ箱の有無=○
4.旅行情報の充実度=○
5.付帯設備の充実度=○
6.周辺の車中泊環境=○

最寄りの温泉

河内トロン温泉 リフレステやまびこ
☎0770-62-0256
大人600円
9時~18時 ※ホームページには未記載、電話で確認済み。

プラント

スーパーマーケットは、「SUPER CENTER PLANT−2 上中店」まで約6キロ・10分。ここは店も大きく、中に100円ショップもあってとても便利だ。

道の駅 若狭熊川宿 オフィシャルサイト

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