この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
温泉とRVパークを併設する「道の駅 ころ柿の里 しか」は、「千里浜」と「能登金剛」のほぼ中間にある利便性の高い道の駅。
道の駅 ころ柿の里 しか【目次】
「道の駅 ころ柿の里 しか」のロケーション
その「能登金剛」を超えた先には、「道の駅とぎ海街道」と「道の駅赤神」があるが、先を急がないのなら、温泉・食事・買い出しのどれをとっても一級品の利便性を持つ、この「道の駅 ころ柿の里 しか」での車中泊がお勧めだろう。
「道の駅 ころ柿の里 しか」の施設
広大な敷地を持つ「道の駅 ころ柿の里 しか」は、その全容を画像でお見せしづらいのだが、温泉とプールがある「アクアパーク・シオン」を囲むように駐車場が配置されている。
こちらはトイレと休憩室、さらに農産物直売所の「旬菜館」がある、上のマップのBゾーン。
駐車場には緩やかな傾斜があるが、建物前のキャブコンが停まっているあたりはフラットだ。
左が休憩室。その奥がトイレになっているので、入口は24時間空いている。また可燃物のゴミ箱もここに置かれている。
右は農産物直売所の「旬菜館」。
秋になれば自慢の「柿」が所狭しと並ぶのだろうが、夏はこの加工品が売れていた。味はやや渋みの残った、奈良漬けそのもの。これが「おいしいと大評判!」だなんて、到底信じがたい代物だった(笑)。
おかげで筆者の脳には、この道の駅のポップは信用できないとインプットされたわけだが、今は真実でないことを無責任に書くと「反射衛星砲」の餌食になる。
マップのAゾーンは全体的にフラットで、幹線道路から奥まったところにあるので静かに眠れる。夜にトイレが気にならない人には、ここのほうがお勧めだ。
電源が取れるRVパークがあるのは、いちばん広い駐車場の一画。
この日は4連休中とあって、5台収容できるRVパークは全て埋まっていた。料金等の詳細は以下で確認を。
「道の駅 ころ柿の里 しか」の車中泊好適度
オフィシャルサイトなし
「道の駅 ころ柿の里 しか」の温泉施設と周辺買物施設
「アクアパーク・シオン」は写真の左がレストラン、右側が温泉になっている。
温泉入浴料:大人500円(温泉&プール 800円)
温泉営業時間:9時~22時(受付最終 21時30分)
レストラン営業時間:11時~21時30分(受付最終 21時)
無休
「アクアパーク・シオン」 オフィシャルサイト
コンビニ
最寄りのファミリーマートまで約750メートル。
スーパーマーケット
道の駅の真向かいに大きなスーパーセンター「ロッキー」がある。もちろん中には食品コーナーもある。