氷見の観光&車中泊情報を、クルマ旅のプロがご紹介。

氷見海岸-夜明け 富山県のグルメ
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の紹介です。
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氷見のベストシーズンは、魚に脂が乗り、富山湾越しの立山連峰が美しく見える「冬」。

氷見

氷見の観光&車中泊情報【目次】

氷見で一番の名物は「寒ブリ」

氷見の行列店といえば、「きときと寿司」

氷見のベスト絶景スポットは「雨晴海岸」

氷見のベスト車中泊スポットは「道の駅 氷見」

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氷見で一番の名物は「寒ブリ」

寒ブリ

氷見には昔から「ひみ寒ブリ」という言葉がある。

「寒ブリ」は冬に捕れるブリの総称だが、ブリは初冬になると産卵のために、北海道から九州の五島列島付近まで南下する。

その際に中間地点にあたる氷見近海で捕獲されるものが、もっとも脂がのっているといわれてきた。

しかも氷見沖では、能登半島の出っ張りにぶつかって足止めされたブリが大漁に捕獲できることから、「寒ブリ漁の聖地」と呼ばれてきたのだが、2016年以降は3年連続で2万本に届かない不漁が続いている。

原因は能登半島沖の海水温の変化ともいわれるが、はっきりしない。

そもそもブリは「20~30年周期で好漁場が移動し、越冬や産卵の場所もコロコロ変わるつかみどころのない魚」らしい。

ゆえにまたいつか氷見に戻ってくる日が来るのだろう(笑)。

氷見の行列店といえば、「きときと寿司」

きときと寿し

それよりも気になるのが「きときと」だ。

「きときと」は 新鮮な、生き生きした、取れたてといった、「活のいい状態」を表わす時に使われる富山の方言で、魚影の濃い富山湾で水揚げされた魚の形容詞としてよく使われる。

きときと寿し

「きときと寿し」は店名通り、きときとのネタを身上とする富山県のローカル回転寿司チェーンで、氷見に本店がある。

「食べログ」でもお馴染みになったため、今は平日でもランチタイムは満車が普通、休日は開店と同時に席が埋まる。

氷見きときと寿し 

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氷見のベスト絶景スポットは「雨晴海岸」

雨晴海岸

さて。氷見の絶景といえば、冬から早春の晴れた日に見られるこの景観。

通常、富山湾越しに立山連峰が望める場所といえば、高岡市にある「雨晴海岸」の名前が挙がる。

しかも、現在はそこに屋内展望室を構える道の駅ができているので、寒い思いもせずに済む(笑)。
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だがそこからは人工物が邪魔をして、多くのアングルは望めない。

氷見

実は「雨晴海岸」から、市境を挟む「道の駅 氷見」までの海岸線なら、どこからでも富山湾越しに立山連峰が眺められる。

そこでここでは、車中泊もできる別の「穴場」を紹介しよう。

雨晴キャンプ場

雨晴キャンプ場

駐車場から富山湾越しの立山連峰が拝める絶好のロケーションにある無料のキャンプ場で、資料によっては「松太枝浜(まつだえはま)キャンプ場」と紹介されていることもある。
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氷見海岸

氷見

クルマの前から立山連峰の写真が撮れるもうひとつの場所が、「道の駅氷見」の海側にある「比美乃江公園」の無料駐車場だ。

比美乃江公園

2012年の道の駅移転に伴って、氷見海岸沿いに整備された広大な緑地公園で、道の駅とは別にトイレ付きの広い駐車場を完備している。

比美乃江公園

ここに前夜から待機すれば、幻想的な夜明けの光景を見ることが可能だ。そのため、道の駅ではなく、あえてこちらで車中泊をする旅行者も多い。

氷見海岸

早朝は海面から靄が立ち昇るため、鮮明な立山連峰の姿は期待できないが、晴れればかわりに厳冬期ならではと思える光景を目にすることができる。ただし、こちらに浜辺はない。

氷見海岸

筆者個人的には、動きを取り込める氷見海岸のほうが好きだ。

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道の駅氷見

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