道の駅みくに 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック! 2022年10月更新

道の駅みくに 福井県の24時間ゴミ箱が使える道の駅

【2022年10月更新】
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「道の駅みくに」の車中泊に関する記述です。

「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
なお、道の駅での車中泊の可否については以下の記事を参照に。もちろん結論は「可能」です。
道の駅での車中泊は、”禁止”ではなくルールを守れば可能です。【車中泊専門家が解説】
車中泊歴25年のクルマ旅専門家が、2024年1月現在の「道の駅での車中泊が許されるルールと理由」を詳しく解説しています。
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「道の駅みくに」は、「東尋坊」に一番近い抜群のロケーションにある道の駅

道の駅みくに

道の駅みくに DATA

道の駅 みくに
〒913-0032
福井県坂井市三国町山岸67-3-1
☎0776-82-3339
営業時間
9時~18時
レストラン:11時~16時
月2回水曜定休(11~3月)※それ以外の月は無休

※公式サイトなし

「道の駅みくに」の登録日

※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。

登録回/第14
登録日/1998年4月17日

「道の駅みくに」の筆者の歴訪記録

※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。

2011.10.30
2013.03.15

2013.10.05
2020.11.23

※「道の駅みくに」での現地調査は2020年11月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2022年10月に更新しています。

道の駅みくに【目次】

越前ガニ

「道の駅みくに」のロケーション

「道の駅みくに」の施設

「道の駅みくに」の車中泊好適度

「道の駅みくに」の
最寄りの温泉&買物施設

「道の駅みくに」のアクセスマップ

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「道の駅みくに」のロケーション

道の駅みくに マップ

「道の駅みくに」は、越前海岸に沿って走る国道305号沿いの道の駅。

三国サンセットビーチ

「道の駅 みくに」がある三国町は、越前ガニや甘えびなどの新鮮な魚介類と、「東尋坊」を筆頭にした自然の景観に恵まれた町で、夕日の美しい「三国サンセットビーチ」や、総合リゾート施設の「芝政」が揃う、福井県屈指の観光エリアだ。

東尋坊

「越前加賀海岸国定公園」の特別保護地区に指定され、かつては自殺の名所で有名だった「東尋坊」は、波の浸食によって荒々しくカットされた断崖絶壁が、約1キロにわたって続く名勝で、「道の駅 みくに」から約10キロ・15分のところにある。

あわら温泉

また「道の駅 みくに」から福井県最大の温泉地である「あわら温泉」までは、約15キロ・30分。

あわら温泉

あわら温泉には夜も楽しめる「湯けむり横丁」があるので、ハンドルキーパーのいる人にはお勧めだ。

丸岡城

その他では、現存12天守に名を連ねる「丸岡城」、除夜の鐘でお馴染みの「永平寺」、さらには「一乗寺朝倉遺跡」など、『福井で一泊だけ車中泊をするなら「道の駅 みくに」』というほど、「旅の宿」としての魅力を持ち合わせている。

なお「ふれあいパーク三里浜(さんりはま)」は、道の駅みくにの愛称で、どちらも同じ施設を指している。

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「道の駅みくに」の施設

道の駅みくに

これだけのロケーションなので、車中泊をする人が多いのは当たり前(笑)。

道の駅みくに

ただし「道の駅 みくに」は国道305号に面しており、トラックの利用も多いので、特に夜は駐車位置に気をつける必要がある。

写真の右端に大型車用のレーンが並んでいるので、車中泊をするなら建物側に空きを探そう。

ただし広い駐車場には傾斜があるところも目立つので、できればそれが分かる陽のある時間帯に到着するほうがいい。

道の駅みくに

もうひとつの留意点はトイレの位置。

「道の駅 みくに」のトイレは、休憩室とともに売店と別棟になっていて、入口のすぐ近くにある。

道の駅みくに

加えて可燃物用のゴミ箱も、ここに置かれている。

道の駅みくに

ということは、夜はその近くがベストポジションになるわけだが、当然そこにはトラックも集まってくる。

ゆえに、ここでは多少遠くなっても「建物の前の奥の駐車スペース」を選ぶほうが安眠できる確率は高い。雨でなければ、筆者もそうする。

道の駅みくに

さて。

1998年4月にできた「道の駅 みくに」の建物は、さすがに少しくたびれかけた感じで、もういつリニューアル計画が持ち上がってもおかしくない。

というか、これだけの立地なのだから、やらないほうが不思議だ(笑)。

道の駅みくに

三国町には旅館も多く、道の駅には団体客もやってくるため、売店はそれなりに賑わっている。

越前そば

昔は越前と云えばカニだったが、水揚げが減った近年は蕎麦のようだ。

越前がに

もちろん今でも、冬には「越前がに」も並ぶが、メス(セコガニ)でもこの値段。

大阪のスーパーでは、12月になると兵庫県産が1パイ300円台で手に入ることを思えば、まさに「目玉が飛び出す」値段だ(笑)。

道の駅みくに

そんなカニより筆者の目を引いたのは、こちらの「海鮮寿しパック」。

これが丼にきれいに盛りつけされたら1500円に化けるわけだから、かなりのお値打ち品だと思う(笑)。

最後に。

「道の駅 みくに」の公式サイトはないが、「ふれあいパーク三里浜」にはお金をかけたホームページがある。

「意識の差」と云ってしまえば、それまでかもしれないが、道路利用者からすれば「行政指導」ものと思える話。

ああ、これもリニューアルの話が進まない理由のひとつなのかなぁ~(笑)

「道の駅みくに」の車中泊好適度

駐車場の平坦性=○
駐車場のキャパシティー=普通車:92台
ゴミ箱の有無=あり
ウォシュレットの有無=あり

旅行情報の充実度=○
付帯設備の充実度=○ 
周辺の車中泊環境=○

「道の駅みくに」のゴミに対する対応

可燃ゴミ:屋外に設置されており、24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上

道の駅みくに

なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。

「家庭ゴミ」とは、家庭で発生する、もしくは一度家庭に持ち帰ったゴミを指す言葉で、ゆえに市町村が定めた指定のゴミ袋に分別して、指定回収日に出すことが義務付けられている。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。

道の駅氷見

こう説明すれば分かりやすいと思う。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。

それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。

弁当

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、

道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。

すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

バイクキャリア

明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。

車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅みくに」の最寄りの温泉&周辺買い物施設

三国温泉ゆあぽーと

三国温泉ゆあぽーと
※道の駅から約8キロ
 0776-82-7070
おとな500円
10時~23時・第3水曜定休

コンビニ
約1キロのところにファミリーマートがある。

スーパーマーケット
約3.5キロのところに「JA花咲ふくいAコープ ジェスタイーザ店」がある。

「道の駅みくに」のアクセスマップ

マップをグーグルナビに切り替える方法
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」をタップし、画面が切り替わったら下の「ナビ開始」をタップするとナビゲーションが始まります。 高速道路か国道にするかを選びたい場合は、「ナビ開始」ボタンの左にある「経路」をタップすると表示されます。
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