この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「道の駅 内灘サンセットパーク」は、兼六園・金沢城公園に一番近い道の駅
道の駅 内灘サンセットパーク【目次】
「道の駅 内灘サンセットパーク」のロケーション
金沢城公園に隣接する「兼六園」から、約13キロ・クルマで30分のところにある「道の駅 内灘サンセットパーク」は、金沢観光を終えた後か、能登半島から関西方面に移動する際に、金沢観光の前泊地に選ぶ人が多い道の駅だと思う。

「道の駅 内灘サンセットパーク」は、夕日だけでなく、ライトアップされる「サンセットブリッジ内灘」の夜景が楽しめる、金沢市民のデートスポットとして人気を博している。
「道の駅 内灘サンセットパーク」の施設
「道の駅 内灘サンセットパーク」は、若者が集まるデートスポットと呼ばれるだけあって、「小京都」を装う城下町・金沢とは全く異なる、都会感を醸し出している。エアストリームのアメリカンカフェなんて、都会でも滅多に見かけることがない。
かつては町域のほとんどが砂丘だった内灘町(うちなだまち)は、戦後に砂丘の開墾と河北潟の干拓が進んだ新興エリアで、現在は隣接する金沢市のベッドタウンになっている。
そこに2007年にオープンした道の駅 が、「道路利用者の休憩」というよりも、「市民の交流の場」という色彩が強いのは、当然かもしれない。
京都もそうだが、地元の人間は滅多に観光地に足を運んだりはしない(笑)。
この写真は2010年に訪れた時のもの。
当時は「もっちゃり感」に溢れ、中高年を多く見かけたが、10年間でものの見事に垢抜けした(笑)。
こちらが現在の売店。今も少しは地元で採れた野菜を置いているが、品揃えは多種多様で、輪島朝市のコーナーもあった。
ちなみにアグリ・マルシェは直訳すると「農業市場」。英語とフランス語の造語だが、明らかに「名前負け」(笑)。
物販飲食については「見掛け倒し」の感が否めないが、駐車場はフラットで車中泊そのものに支障はない。
ただ夜景スポットを兼ねているわりに収容台数が少ないことと、トイレが駐車場から少し離れている点が気になった。
可燃物のゴミ箱は、トイレの中にこっそりと(笑)。
こういうのは印象を悪くするだけだと思う。同じ置くなら正面入口にドカンと据えるほうが、ゴミを片付ける代償としてのPR効果が得られる。
「道の駅 内灘サンセットパーク」の車中泊好適度
オフィシャルサイトなし
「道の駅 内灘サンセットパーク」の最寄りの温泉&買物施設
展望温泉 ほのぼの湯
※道の駅から650メートル
☎ 076-286-3100
大人500円
10時~2時30分・第1火曜定休
コンビニ
ファミリーマートまで約800メートル。
スーパーマーケット
約2キロのところに「アルビス内灘店」がある。
「道の駅 内灘サンセットパーク」のアクセスマップ
日本全国 道の駅・車中泊好適度チェック!
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