「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
「道の駅 倶利伽羅源平(くりからげんぺい)の郷」は金沢市街地から比較的近い、温浴施設が併設している道の駅

道の駅 倶利伽羅源平の郷 DATA
「道の駅 倶利伽羅源平の郷」
〒929-0426
石川県河北郡津幡町竹橋西270
☎076-288-8668
営業時間
情報休憩室:8時〜17時
直売所:7時30分~21時
レストラン
昼:11時30分~15時30分0(LO.15時)
夜:17時30分~(LO.19時30分)
月曜 定休
源平の湯(人工温泉)
火~日:10時~21時
月(祝日除く):16時~21時
※受付最終20時30分
おとな400円
「道の駅 倶利伽羅源平の郷」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第20回
登録日/2004年8月9日
前身は2000年3月にオープンした、「歴史国道案内休憩施設」。
隣接している、宿泊施設・売店・レストラン・入浴施設「源平の湯」などを持つ「倶利伽羅塾」と合わせて、2004年に道の駅に登録された。
「道の駅 倶利伽羅源平の郷」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2010.01.30
2016.05.03
2020.09.19
2026.05.05
※「道の駅 倶利伽羅源平の郷」での現地調査は2026年5月が最新です。
道の駅 倶利伽羅源平の郷

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「道の駅 倶利伽羅源平の郷」のロケーション

金沢市街地の北東部に位置する「道の駅 倶利伽羅源平の郷」は、富山県との県境に近い「倶利伽羅峠」の近くにある。

金沢城から「道の駅 倶利伽羅源平の郷」までは、約18キロ・40分。
距離は「道の駅 内灘サンセットパーク」のほうが約5キロ・10分ほど近いのだが、

出典:ほっと石川旅ネット
そちらは夕日と夜景が美しい金沢市民のデートスポットに挙げられており、特に週末は金沢観光で歩き疲れた中高年の旅人が、日没からゆっくりクルマの中で過ごすには、ちょっと騒々しいかもしれない。
なので中高年はもう10分ほど頑張って、この有名な歴史を秘めた「道の駅 倶利伽羅源平の郷」のお風呂につかり、腰を落ち着かせるほうが無難だと思う。
源平合戦・倶利伽羅峠の戦い

石川県と富山県にまたがる「倶利伽羅峠」は、1183年(寿永2年)に源氏と平家が興亡の明暗を分けた、「倶利伽羅源平合戦」の舞台となったところだ。
その戦で、「源頼朝・義経」の従兄弟にあたる「木曽義仲」が繰り出した「火牛の計(かぎゅうのけい)」は有名で、道の駅にはそのモニュメントが飾られている。

「木曽義仲」は「埴生八幡宮(はにゅうはちまんぐう)」で戦勝祈願を行った後、倶利伽羅山中の猿ヶ馬場に本陣を敷く、平家の総大将「平維盛(たいらのこれもり=清盛の嫡男重盛の長男)」率いる7万の軍勢の動きを見て、味方の軍を7手に分けて配置させ、夜半に400から500頭もの牛の角に松明(たいまつ)を付け、4万余騎の軍勢とともに平家の陣に突入した。
昼間の進軍で疲れ切っていた平家軍は源氏軍の奇襲に混乱し、1万8千余騎が何もできずに追い詰められ、人馬もろとも地獄谷に突き落とされたという。

実は「倶利伽羅峠」を挟んだ富山県の「埴生八幡宮」の近くにも、「車中泊 メルヘンおやべ」がある。
両者の距離は約11キロ、クルマで10分ほどしかかからない。
もし「道の駅 倶利伽羅源平の郷」が満車なら、筆者は迷わずそちらに行く。
というより、時間によっては最初からそちらに向かうかもしれない。
なぜなら規模も設備も環境も姿勢も、「メルヘンおやべ」のほうが”旅の宿”に適しているように感じるからだ。
「道の駅 倶利伽羅源平の郷」は、宿泊と会議施設を伴っているせいか、「道路休憩施設」という感じはあまりしない。

ゴミ箱を置いてないだけならまだしも、トイレの横にこういう看板が10年以上経っても相変わらず置き続けてあるのだから、当然と云えば当然だ。
この記載は、全国に数多ある『ゴミ箱を置いている道の駅』に対して、『カラスを喜ばせるようなバカな対応をしている』と侮辱していることにほかならないわけで、普段そのお世話になっている筆者は、強い憤りを覚えざるを得ない。
そのバカな道の駅が、実は全国にはこれほどたくさんある。
『世間知らず』というのは、こういうところに使う言葉では。
「道の駅 倶利伽羅源平の郷」の施設

「道の駅 倶利伽羅源平の郷」は、公式サイトに車中泊の指定場所を明記しているが、それがこの航空写真の❶と❷だ。
ここには、宿泊施設と入浴施設利用者も来るのだから、納得できないこともない。

こちらが❶の駐車場。
路面は平坦で24時間トイレにも近く一見するといいのだが、前を通る県道215号のすぐ奥にJRの線路があり、夜間も貨物列車が通行する。
初めての時は何も知らずに驚いた!

24時間トイレは構内に通じる門の左側にあり、右側は情報休憩室になる。

トイレはウォシュレットに改修されており、❶で車中泊をする場合は、この建物沿いが一等地と云えるだろう。

だがそれは行けば誰もが気づくわけで、当然そこから埋まっていく(笑)。
なので遅めに来て静かな場所を望む人は、多少は線路から遠いこの❷がいいと思う。

そしてこちらがトイレの隣にある、情報休憩室。公式サイトには「歴史資料館」と書かれているが、”休憩室”と呼ぶほうが実態に即している。

最後に、こちらが道の駅の事実上の管理棟にあたる「倶利伽羅塾」。
中には宿泊施設と売店・レストラン・入浴施設「源平の湯」がある。
昔はここの前で車中泊をしても、とやかく云われるようなことはなかったが、現在は注意されるという噂も聞く。

売店の一画には、コンビニの「ヤマザキYショップ」のコーナーがある。
なお営業時間は、7時30分~21時で無休。
「道の駅 倶利伽羅源平の郷」の車中泊好適度
「道の駅 倶利伽羅源平の郷」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内に設置されており、営業時間中に利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上

館内には可燃物のゴミ箱も。
さすがに泊り客には『持って帰れ』とは云わないようだ(笑)。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 倶利伽羅源平の郷」の温泉と周辺買い物施設
源平の湯
※人工温泉
火~日:10時~21時
月(祝日除く):16時~21時
※受付最終20時30分
おとな400円
この料金でシャンプー・ボディーソープ付きはありがたい。
コンビニ
「倶利伽羅塾」の売店内にヤマザキYショップがある
スーパーマーケット
「どんたく 津幡シグナス通り店」まで約4キロ
「道の駅 倶利伽羅源平の郷」のアクセスマップ
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