25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 すばしり」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
富士山にいちばん近い「道の駅 すばしり」は、珍しい自衛隊グッズが買える道の駅

道の駅 すばしり DATA
道の駅すばしり
〒410-1431
静岡県駿東郡小山町須走338-44
☎0550-75-6363
9時~20時
無休
標高 約820メートル
「道の駅 すばしり」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第35回
登録日/2011年3月3日
「道の駅 すばしり」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.02.16
2013.11.16
2016.04.09
2018.02.24
2020.07.12
2022.09.23
2024.03.14
2026.09.23
「道の駅 すばしり」での現地調査は2026年9月が最新です。
道の駅 すばしり

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「道の駅 すばしり」のロケーション

「道の駅 すばしり」は、山中湖と御殿場を結ぶ有料の「東富士五湖道路」の「須走インター」と、「富士山須走口五合目」に至る無料の「ふじあざみライン」に直結しており、「富士登山道須走口」まではクルマでおよそ20分。
登山客には好立地だが、「道の駅富士吉田」と「道の駅ふじおやま」の優れた車中泊環境を有するスポットに挟まれているため、車中泊の旅行者でここに泊まる人は少ないと思う。

富士山の登山口に通じる道は「富士スバルライン」と「富士山スカイラン」が有名だが、初夏は「ふじあざみライン」を走り、「須走口」からハイキング気分で「まぼろしの滝」を見に出かけるとおもしろい。
「道の駅 すばしり」の施設

こちらが「道の駅 すばしり」の見取り図。

メインとなるAの駐車場はフラットで、大型車の駐車場から離れているため静寂性も保たれており、特に車中泊に支障はない。
もっとも…
観光地なので日中に観光バスが停まることはあっても、ここで車中泊をするトラックはまずあるまい(笑)。
その意味からするとハイシーズンは、混み合う「道の駅 富士吉田」や「道の駅 ふじおやま」より、ここがいいかもしれない。

24時間トイレは、中央の階段を挟んで駅舎と反対の写真右側にある。

トイレはウォシュレットに改修済だ。

階段の上には11時から17時まで利用でき、晴れた日には富士山がよく見える無料の足湯がある。

また駅舎の左端には、「道の駅 富士吉田」や「道の駅 ふじおやま」と同じく、バナジウムを多く含む富士山の天然水が汲める、無料の水場も用意されている。
さて。
ここから「道の駅 すばしり」の物販飲食施設の紹介に入るのだが、実は2026年9月現在、この道の駅は小山町と旧指定管理者の間で法廷闘争が生じており、物販飲食施設はその決着が着くまで、暫定的に市が運営する特殊な状況になっている。
そうなった詳しい経緯については、興味深いものがあるので後述するが、とりあえずは2026年9月に取材してきた内容を記しておこう。

まずは休憩室だが、かつては情報室を兼ねてパンフレットがたくさん揃っていたが、現在はほんのわずかしかなく、カウンターテーブルと自動販売機が設置され、その奥にゴミ箱が置かれている。

休憩室は24時間開放されているので、可燃物のゴミ箱も同様に利用できるはずだが、ここにあることを知っていなければ、まず見つけられない(笑)。
道の駅の運営には責任感が希薄なのに、商売には熱心に精を出す指定管理業者が、こういうことをするのはよくある話。
だがここは、現在は市がやっているのに”そのまま”というのはどうなのか…
「道の駅 ふじおやま」とのスタンスの差が、悲しすぎるほど浮き彫りだった。

2025年までの指定管理業者だった「観光開発株式会社」が、自費投資して改装したショップはほぼそのままで、とても買いやすい売場になっている。

ただ売場は少し縮小され、一部が休憩スペースに変わっていた。
「道の駅 すばしり」には屋外にも腰をおろして休めるスペースがないだけに、これは上の休憩室の状況を鑑みれば、当然とも云える措置でいいと思う。

以前の売店で一際目を引いていた「自衛隊グッズ」は、多少アイテム数は減っていたが健在だった。
御殿場に広大な自衛隊の演習場を持つ小山町らしい、『オンリーワンと呼べる品揃え』なので安心した。
ただ品揃えやレイアウトは、裁判の決着が着けば大きく変わると思うので、あまり長くは参考になるまい。

レストランは2階にある。

メニューは変わるかもしれないが、建物の構造に関係してくるので、指定管理業者が変わっても、機能は変えないだろう。
ちなみに、筆者はリアルタイムのメニューが確認できるよう、公式サイトをリンクするようにしているのだが、今の公式サイトには価格が表記されておらず、役に立つものではなかった。
小山町と旧指定管理者「観光開発(株)」の法廷闘争について
※この情報はChat GPTからの転用です。
質問内容は以下の通り。
1.「道の駅 すばしり」の指定管理者騒動は解決したのか?
2.なぜ「観光開発株式会社」は5000万円も投資したのに、指定管理者を外されることになったのか?
まず「道の駅すばしり」は、2021年4月から2026年3月31日まで、「観光開発株式会社」が指定管理者として運営してきた。
しかし2025年12月、小山町は次期指定管理者として、「株式会社名鉄ミライート」を選定。
その結果2026年4月1日に「観光開発株式会社」の指定管理期間が終了した。
本来ならその時点で「株式会社名鉄ミライート」への引き継ぎとなるところだが、「観光開発株式会社」は施設を明け渡さず営業を継続。
裁判の争点になっているのは、「観光開発株式会社」がこれまで行った「約5000万円の設備・内装投資」と「原状回復」だ。
「観光開発株式会社」側は、協定に基づき「原状回復」してから明け渡すという認識を示したが、小山町側はそのままの状態を引き継ぐべきで、原状回復工事は必要ないという考えを主張した。
そのため小山町は2026年5月に、「観光開発株式会社」に対して
●道の駅施設からの退去
●土地・建物の明け渡し
●2025年11月~2026年3月分として町が主張する約800~830万円の未払い施設使用料
などを求めて提訴し、裁判所はこの訴えを受理。
いっぽう2026年7月には、「観光開発株式会社」が反訴。
これまでの設備投資などについて補償される権利があるとして、約1億6000万円を小山町に請求している。
今回の問題の本質を整理すると
①「観光開発株式会社」は、5年間の指定管理期間中に施設価値を高めるため、5000万円を自費投資した。
②しかし指定管理は自動更新ではなく、2025年に改めて公募されることに。
③公募では「過去の実績」よりも、「次の5年間に何をするか」が重く評価され、「株式会社名鉄ミライート」が上回った。
④その結果、「観光開発株式会社」は投資回収前に交代することになった。
という構図になる。
契約的には『2026年以降も「観光開発株式会社」に指定管理を任せる』という裏約束がなかった限り、小山町に落ち度はないように思えるが、いっぽうで投資改修を町が承認していなかったはずはなく、何の裏付けもなく指定管理業者が、100%自費で改修工事に踏み切れるものなのだろうか?
筆者が社長なら、そんなリスクが伴う稟議は通さない。
個人的にはそこが一番引っかかるし、判決の分かれ目だとも思う。
いずれにしても、もしChat GPTの情報が正しいのなら、
『上の方針が変わったから』のひとことで、投資回収もできていない施設を、そのまま”タダ”で譲り渡せというのは、たとえ合法であっても人の道からは外れている。
小山市の言い分は、大企業と下請け工場の関係に近い。「半沢直樹」か「下町ロケット」みたいな話だが、怒るのが当然だ。
決定が覆らないにしても、それならそれで”落としどころ”もあるだろう。
簡単に云えば「慰謝料」代わりに、何らかのかたちで投資未回収分を補填してくれれば、ここまでの揉め事にはならなかったようにも思う。
「道の駅 すばしり」の車中泊好適度
「道の駅 すばしり」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内の自動販売機コーナーにあり、24時間利用可能。
缶・ビン・ペットボトル:同上

かつては屋外にあった可燃ゴミのゴミ箱は、2022年には情報室奥の自動販売機横に隠すようにして置かれ、探さないと在り処が分からず、見るからにイヤイヤ置いているような感じだった。
これでは「だって分かりやすくしたら、仕事が増えるじゃん!」という本音がモロに出ているようなものだ(笑)。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 すばしり」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
御胎内温泉健康センター
※道の駅から約10キロ・15分
☎0550-75-2681
平日600円、土日祝800円
10時~21時(受付最終20時)
火曜 定休
コンビニ
ローソンまで約750メートル
スーパーマーケット
「マックスバリュ エクスプレス小山須走店」まで約1キロ
「道の駅 すばしり」のアクセスマップ
世界文化遺産「富士山」 車中泊旅行ガイド
車中泊でめぐる「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」をテーマにした、オリジナルのマイカー旅行ガイドです。

静岡県 車中泊旅行ガイド
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