四国取材旅 2015.12/讃岐うどんツアーVol,4 香川編

讃岐うどん2.香川県
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讃岐うどんの食べ比べ

来年のカーネル冬号の取材で、クリスマスの午後から四国に向かった。

年越しになるが、目的地の高知県下はどうやら天気が良さそうだ。今日は倉敷に立ち寄り、明日の朝に瀬戸大橋を渡る。

瀬戸大橋

8時過ぎに倉敷を出て瀬戸大橋を渡った。この日は朝から「讃岐うどんの食べ比べ」の予定だが、朝から恐れていた強風が吹き、橋を渡るのに冷や汗をかいた。

どの本四連絡橋も風のある日は怖いのだが、中でも距離の長い瀬戸大橋は、いちばん厄介だ。

「讃岐うどんの食べ比べ」で香川県を訪ねるのは、今回が4度目になる。

池上製麺所 るみばあちゃん

とはいえ、県外の人間が800軒はあるという「うどん県」の店を完全制覇するのはまず不可能だ。

それもあって、筆者は「高松周辺の店」に食べ比べエリアを絞っている。

がもううどん

ただこのエリアには、今や横綱級の人気を誇り、筆者もイチオシにしている「がもううどん」があるため、とにかく朝はそちらに観光客が流れる。

筆者が体験したこの店の「最速閉店時間」は朝の8時30分! シルバーウイーク中だったとはいえ、もはや笑うしかなかった。

たむらうどん

たむらうどん

さて。今回の最初に訪ねたのは、SAなどの土産物にもなっている人気店のひとつ「たむらうどん」。

昔ながらの店づくりで、メニューはうどんの大と小、あとはトッピングになる。

醤油うどん

人気メニューは、醤油うどん。うどんは太めでツルツル感が際立つ。コシは十分に強いが、あの山下うどんよりは多少柔らかい。

なお、醤油うどんは「ぶっかけうどん」とは別モノ。このあたりが、讃岐うどんはややこしい(笑)。

讃岐うどん あつあつ

こちらはあつあつ。セルフ店なので、うどんも自分で笊に入れて加熱する。ネギと天かすは無料だ。うどんは醤油よりもずいぶん柔らかくなる。

はゆか

はゆか

次に向かったのは「はゆか」。

比較的新しい店のようだが、ここは良かった。田村と違って注文も「ぶっかけ」とか「かけ」と書かれているので、初めてでも戸惑うことはないし、店内の席数も多い。さらにまだ知名度もそれほど高くなく、駐車場も広くて行きやすい。

ぶっかけうどん

なによりいいのは味だ。うどんは讃岐にしては細めだが、滑らかさとコシは十分。さらにつゆは「いりこ」がそれほど目立たず、「がもううどん」に近い関西風だった。

そのうえ、ぶっかけの薄口しょうゆは、レモンを絞ると酸味が効いて他にはない味わいを醸し出している。以降は、贔屓の店のひとつにしよう。

讃岐うどん 食べ歩きのコツ

山越うどん

まず、うどんを何軒か食べ比べする際には、どんぶりを「小」にして、トッピングは乗せないほうがいい。また「かまたま」は卵でお腹が膨れるので、食べるなら最後がいいだろう。

ちなみに筆者の場合、夫婦で行く時はひとつを「その店の看板とされる食べ方」、もうひとつを「かけうどんのあつあつ」にしている。

ちなみに「あつあつ」とは、うどんもつゆも熱いという意味。ひやあつになると、うどんは冷たいままになる。 

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