西郷どんゆかりの名湯 川内高城温泉・共同湯(元湯)

川内高城温泉 秘湯・名湯
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ノスタルジックとは、まさにこのこと。

筆者は何度も鹿児島に足を運んでいるが、川内高城温泉のある東シナ海沿岸を旅する機会には、なかなか恵まれなかった。

今回、ここに足を運ぶことができたのは出水の鶴のおかげだが、大回りして来て見て大正解。そこには昔ながらの風情と、人情溢れる温泉街が残されていた。

川内高城温泉

出典:川内高城温泉オフィシャルサイト

共同湯はもちろん源泉かけ流し。

液性はpH9.1で、泉質は「美人・美肌の湯」と呼ばれる、無色透明アルカリ性単純硫黄泉だ。

湯量豊富、泉質優秀な温泉は他に類を見ないと云われ、平成2年には指宿温泉、霧島温泉と並んで、全国名湯百選に選ばれている。

さすがは西郷どん。お目が高い!

もっとも… そんなことは知らなくても、入湯すればすぐにヌメってくるので、いいお湯であることは誰にでも分かるかもしれない(笑)。

ただし給湯側の湯船は熱い!

浴場にいた地元のおじさんに、「そっちはやめとけ」と最初に云われたが、素直に聞いてよかった。

あとは、駐車場がわかりにくくて苦労した。

なんとか100メートル近く離れた駐車スペースに停められたが、温泉街に入ったら相当ゆっくり走るほうがいい。

さて、ここからは川内高城温泉と西郷どんの関わりについて話そう。

これはドラマを見ていた人なら、「おお~、あそこか」となる話だ。

まず、西郷どんは二十歳の頃、郡方書役(こおりかたかきやくたすけ)として、高城川妹背橋の工事監督助手をしたり、田畑の検分の為に川内を訪れていた。

この頃の西郷家は大家族で貧しく、西郷どんはこの地の富豪・板垣家を紹介してもらい、父の吉兵衛とともにお金を借りに訪れる。

この時、何も云わずに貸してくれたのは100両。

今の貨幣価値にすると、なんと2000万円ほどになるというから驚く。さすがの眼力は、いかにも名家の主らしい。

その後明治天皇の巡幸に従って帰省した西郷どんは、板垣家に200円を返済し、長年の恩に報いた。

また明治になってからは、愛犬のツンを連れてウサギ狩りに来ていたようだ。温泉で皮膚病の湯治をしたのはその頃だろう。

川内高城温泉 共同湯(せんだいたきおんせん・きょうどうゆ)
鹿児島県薩摩川内市湯田町6763
☎099-628-1071

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営業時間:06:00~20:30

定休日:年中無休
入浴料:200円

駐車場:約10台(近所の3軒で共用)

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