鹿児島に残る西郷隆盛ゆかりの温泉 3選

鹿児島県の温泉
「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
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地元に伝わる数は、宮崎県えびの市を入れて9件

鰻温泉

西郷どんは、偉人のなかでも群を抜く温泉好きで有名だ。特に新政府を辞した1874(明治7年)以降は、好きな狩猟をかねた湯治に頻繁に出かけている。

ここでは、その中から実際に筆者も足を運んだ3つの温泉を紹介しているが、鹿児島県観光連盟の調べでは、西郷どんが湯治に訪れた記録が残る「おゆば」は、全部で9件あるという。さすがは地元!(笑)

西郷どん湯 霧島温泉・日向山(ひなたやま)温泉郷

西郷どん湯

西郷どんがもっとも頻繁に訪れたとされる湯治場。日当山にある最古の自然湧出温泉で、温泉は質・量ともに申し分なく、萬病に卓効があることから、当時は「元湯」と呼ばれていた。
西郷隆盛の湯治場「西郷どん湯」と「西郷どんの家」 2021年更新  
霧島温泉・日当山温泉郷に残る、西郷隆盛の湯治場「西郷どん湯」と新しく移転した「西郷どんの家」をご紹介。

鰻(うなぎ)温泉 指宿(いぶすき)温泉

鰻温泉

西郷どんが訪れたのは、1874(明治7)年の2月から3月にかけてだが、そこへ「佐賀の乱」に敗れた江藤新平が、援軍を求めに訪れている。しかし、西郷どんは応じず物別れ。その後、江藤は四国で明治政府に捕縛された。
西郷どんゆかりの名湯 指宿「鰻温泉(うなぎおんせん)」
指宿にある西郷隆盛ゆかりの地「鰻温泉」に関する記述です。

元湯 川内高城(せんだいたきおんせん)温泉

川内高城温泉

西郷どんが湯治を楽しんだ際の逸話が数多く伝わる温泉地。湯治以外には囲碁も打ったと云われ、滞在していた民家には使用の碁盤や碁石も残されている。
西郷どんゆかりの名湯 川内高城温泉(せんだいたきおんせん)・共同湯(元湯)
西郷どんゆかりの名湯、川内高城温泉・共同湯を車中泊で訪ねた時の記録です。

その他の西郷隆盛ゆかりの温泉

残念ながら、ここからは筆者の未踏、いや未湯の温泉。また鹿児島に行く機会があれば、訪ねてみたい。

吹上(伊作)温泉
日置市吹上町湯之浦

指宿温泉
指宿市

有村温泉
鹿児島市古里町(桜島)

栗野岳温泉
姶良郡湧水町木場

吉田温泉
宮崎県えびの市昌明寺

白鳥温泉
宮崎県えびの市末永

「西郷どん」ゆかりの地をめぐる旅

車中泊で訪ねる西郷どんスポット

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