「愛のスコール」宮崎県のご当地ドリンクを語る。

宮崎県の名物・特産品・地酒ほか
「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊グルメガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、20年以上かけて味わってきた全国のソウルフード&ドリンクを、そのレシピと老舗・行列店を交えてご紹介します。
「ニッポンのソウルフード」を味わい尽くす。
車中泊で日本各地のご当地グルメを味わいたい人に向けたガイドです。
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カルピスソーダよりも古い、「スコール」の歴史。

チキン南蛮 タルタルソース

チキン南蛮に宮崎牛、さらにはマンゴーと、宮崎県にはメジャーなソウルフードがたくさんあるが、その中でも全国的にダントツといえる知名度を誇るのは、たぶん清涼飲料の「スコール」ではないだろうか。

宮崎県都城市に本拠を置く「南日本酪農協同」から、スコールが発売されたのは1972年。万博の終了とともに高度経済成長期が終焉を迎え、第一次田中内閣が発足した年である。

ついでに云うと、「萬平さんと福ちゃん」が苦労を重ねて完成させた「カップヌードル」より遅れること1年。

実は「スコール」にも、「カップヌードル」と同じように発売当初の苦労話があるようで、それがこのサイトにエピソードとして記されている。

それにしても、まもなく発売から半世紀になるというから驚きだ。そしてそれを50年近く飲み続けている自分にも、「あっぱれ!」だ(笑)。

微炭酸と強炭酸の中間ほどのスコールは、冷たいドリンクを一気に飲み干したい風呂上がりに最適で、旅では目ざとく見つけて、冷蔵庫に冷やすように心がけている。

とりわけ筆者がウマいと思うのは、マンゴースコール。大阪でも一時期はメジャーなスーパーの店頭に並んでいたが、最近あまり見かけなくなった。

そんなスコールが、2017年にはお酒の世界にデビューした。

やや薄さを感じるものの、味は確かにスコールで悪くない。さすがはデイリーと感心したが、缶をよく見るとSAPPOROの文字が!

天下のサッポロビールを宮崎のローカル企業が動かすなんて、こっちほうがよっぽど「さすが」かもしれない。

チェストー、スコール!

もう、どこの話かわからない(大笑)。

ここでしか読めない、オリジナルの中高年食べログ。

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