道の駅 八幡浜みなっと 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック! 2023年1月更新

愛媛県の24時間ゴミ箱が使える道の駅

車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年1月現在の「道の駅八幡浜みなっと」の車中泊に関する情報です。

「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
なお、道の駅での車中泊の可否については以下の記事を参照に。もちろん結論は「可能」です。
道の駅での車中泊は、”禁止”ではなくルールを守れば可能です。【車中泊専門家が解説】
車中泊歴25年のクルマ旅専門家が、2024年1月現在の「道の駅での車中泊が許されるルールと理由」を詳しく解説しています。
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「道の駅 八幡浜(やわたはま)みなっと」は、九州行きの宇和島運輸フェリーターミナルに隣接する四国屈指の道の駅

道の駅八幡浜みなっと

道の駅 八幡浜みなっと DATA

道の駅 八幡浜みなっと
〒796-0087
愛媛県八幡浜市字沖新田1581番地23
☎0894-21-3710
営業時間
海産物直売所:6時~18時、土曜定休(12月31日~1月4日休館)
産直・物産販売:8時~18時、無休
飲食施設:8時~21時、無休
みなと交流館 :9時~21時30分、無休

「道の駅 八幡浜みなっと」の登録日

※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。

登録回/第39
登録日/2013年3月27日

「道の駅 八幡浜みなっと」の筆者の歴訪記録

※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。

2018.05.10
2019.02.05
2022.12.29

※「道の駅 八幡浜みなっと」での現地調査は2022年12月が最新になります。

道の駅 八幡浜みなっと

道の駅 八幡浜みなっと」のロケーション

道の駅八幡浜みなっと

「道の駅 八幡浜みなっと」は、四国・九州間を1日20便のフェリーが航行する八幡浜港に隣接しており、「みなとオアシス 八幡浜みなっと」は同一施設を指している。

大洲

近くにある大洲(おおず)は、大洲城の旧城下町で、昔ながらの街並みや、美しい田園風景が残るノスタルジックな町だ。

「道の駅 八幡浜みなっと」からランドマークの大洲城までは約15キロ・20分。車中泊の前後に立ち寄るには、ちょうどいいところだと思う。

道の駅うわじま

「道の駅 八幡浜みなっと」ができるまで、筆者は道後温泉か宇和島の道の駅で車中泊をし、佐田岬の先端に近い三崎港から出港する「国道九四フェリー」をよく利用してきたのだが、最近はここで泊まって朝から船に乗ることが多くなった。

「道の駅八幡浜みなっと」の施設

道の駅八幡浜みなっと

まず200台近い数の普通車を収容できる駐車場は、平坦で車中泊に支障はない。

道の駅八幡浜みなっと

向こうに見えているのは「みかん山」。

駐車場との間には広大な芝生の広場があり、いかにも愛媛らしい、ほのぼのとした光景が広がっている。

道の駅八幡浜みなっと

24時間トイレは、道の駅の売店とは離れた港側にある。

道の駅八幡浜みなっと トイレ

もちろん個室には、ウォシュレットが完備している。

道の駅八幡浜みなっと

さて。

どの紹介ページを見ても書かれているとおり、「道の駅 八幡浜みなっと」は物販・飲食が充実しており、ウインドショッピングするだけでも確かに楽しい。

どーや市場

中でも「どーや市場」は道の駅になる前からある既存の施設で、トロ箱で新鮮な魚が安く買えることで人気を博している。

道の駅八幡浜みなっと

値札に注目。1尾ではなく、真鯛とヒラメがあわせて1200円(笑)。

道の駅八幡浜みなっと

評判の高い「どーや食堂」では、海鮮BBQのほかに、海鮮丼も900円で食べられる。

アゴラマルシェ

愛媛の特産品がずらりと並んだ「アゴラマルシェ」。

中でも「みかんジュース」は品揃えの豊富さに驚かされる。愛媛=ポンジュースというのは、もはや「誤解」に近い(笑)。

道の駅八幡浜みなっと

食堂では八幡名物?のちゃんぽんメニューがズラリ。

道の駅八幡浜みなっと

敷地内には、レンタサイクルの貸出しを合わせて行う観光案内所も。

道の駅八幡浜みなっと

ただ、筆者がこの道の駅を高く評価しているのは、物販・飲食だけでなく、こういった多目的スペースをきちんと完備しているからだ。

平坦な駐車場に加えて、これだけ広大な芝生広場があれば、大地震に見舞われても、津波さえ来なければ、ここで多くの人が避難生活を送ることが可能だろう。

またこの道の駅の利用者には、バイクや自転車で四国から九州のツーリングを楽しむ人も多いと思う。

できれば普段から、そういうユーザーに向けて、このスペースを有効活用するようにすればもっと素晴らしい。

遊ばせておくのがもったいないと云うより、そのデータの積み重ねが、いざという時にタメになる。

「道の駅八幡浜みなっと」の車中泊好適度

駐車場の平坦性=〇
駐車場のキャパシティー=普通車:187台
ゴミ箱の有無=あり
ウォシュレットの有無=あり
旅行情報の充実度=〇
付帯設備の充実度=〇
周辺車中泊環境の充実度=○

「道の駅八幡浜みなっと」のゴミに対する対応

可燃ゴミ:駅舎の外にあり24時間利用可。
缶・ビン・ペットボトル:同上

道の駅八幡浜みなっと

道の駅によっては、ヒステリックと思えるような注意書きをしている可燃物のゴミ箱も、「道の駅 八幡浜みなっと」では当たり前のように置かれている。

ちなみに、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。

「家庭ゴミ」とは、家庭で発生する、もしくは一度家庭に持ち帰ったゴミを指す言葉で、ゆえに市町村が定めた指定のゴミ袋に分別して、指定回収日に出すことが義務付けられている。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。

道の駅氷見

こう説明すれば分かりやすいと思う。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。

それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。

弁当

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、

道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。

すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

バイクキャリア

明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。

車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅八幡浜みなっと」の最寄りの温泉&周辺の買い物施設

みなと湯

八幡浜黒湯温泉みなと湯
クルマで1.2分
☎0894-24-0112
おとな600円
毎週水曜日は100円引き(祝日、年末年始、GW、お盆除く)
9時~23時(受付最終22時30分)・無休

コンビニ
ローソンまで約750メートル。

スーパーマーケット
約1.4キロのところに「ショッパーズ白浜店」がある。

「道の駅八幡浜みなっと」のアクセスマップ

マップをグーグルナビに切り替える方法
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」をタップし、画面が切り替わったら下の「ナビ開始」をタップするとナビゲーションが始まります。 高速道路か国道にするかを選びたい場合は、「ナビ開始」ボタンの左にある「経路」をタップすると表示されます。
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愛媛県 道の駅・車中泊好適度チェック!

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