値頃でスキっと美味しい 屋久島焼酎「三岳」

三岳鹿児島県の名物・特産品・地酒ほか

屋久島生まれの爽やかな味わい

筆者にとって「三岳」は、栗焼酎の「ダバダ火振」とともに、自宅にキープしておきたい「値頃で飽きることない銘酒」である。

ちなみにダバダ火振は、こういうお酒。

さて。庶民の芋焼酎といえば「黒霧島」が断然有名だと思うが、「三岳」はそれより明らかに味にキレがある。理由はたぶん、「水」の違いにあるのだろう。

屋久島

屋久島は鹿児島から南へ約60kmの海上に浮かぶ小さな島だが、実は知床半島よりも10年以上前に「世界自然遺産」に登録された自然の宝庫だ。

別名「海上アルプス」とも呼ばれ、島の中心部には九州最高峰の「宮之浦岳」を筆頭に、「永田岳」「黒味岳」などの急峻な山が連なっている。

実は「三岳」の名は、その三山からつけられたものだ。

白谷雲水峡

三岳酒造は昭和33年に姶良(あいら)郡の蔵元を買収して屋久島へ移転し、芋焼酎造りを始めた。その理由は名水百選に選ばれた「豊かな水のサイクル」にあったと聞く。

屋久島では、毎日のように降る雨が、樹齢数千年ともいわれる屋久杉の原生林で濾過され、再び地上に湧き出してくる。

嬉しいのは、地元屋久島では居酒屋、寿司屋、カラオケスナックなどの様々な店で、三岳が当たり前のように並んでいることだ。やはり地酒は、地元で愛されてこそ本物だと思う。

三岳

それもあって、一時は生産が追いつかないほど売れたというが、今は大阪でも、ほぼ年中手に入るお酒になりつつある。

ちなみにこちらは、作り手の方の想いが伝わる三岳の「原酒」。焼酎好きにプレゼントすると喜ばれる。

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