「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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現時点での基本は、道の駅とRVパーク
筆者は「道の駅阿蘇」がまだなかった時代に、草千里の朝日を撮るために、レストハウスの駐車場で車中泊をしたことがある。
また2016年に発生した熊本地震以前は、「いこいの村」にリーズナブルで居心地のいいフリーサイトのオートキャンプ場があった。
しかし閉鎖後は、それに代わるオートキャンプを見つけられないままでいる。
甚大な被害を及ぼした熊本地震と阿蘇の噴火は、それ以前の阿蘇五岳山麓の環境を大きく変えてしまい、県外者の我々には、道も含めてどこがどう変わったのかを把握するのが難しい状況だ。
ただ南阿蘇にも大きな道の駅ができ、さらにRVパークが次々と加わりつつある現在は、阿蘇山麓の観光駐車場のような場所で、あえて車中泊する理由は見つからないし、電源もキャンプ場でなくても得やすくなっている。
今は阿蘇の観光に、安全性の高いカルデラからでも十分に出かけられる時代だ。
阿蘇の車中泊スポット
収容台数が多く、利便性にも恵まれているのは以下の2つの道の駅だろう。
道の駅 阿蘇 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック! 2023年2月更新
【2023年2月更新】車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「道の駅 阿蘇」の車中泊に関する記述です。
道の駅 あそ望の郷くぎの 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック! 2023年7月更新
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年7月現在の「道の駅 あそ望の郷くぎの」の車中泊に関する記述です。
いっぽう2021年1月現在で、筆者が把握できているRVパークは4ヶ所。そのうちのひとつは「道の駅あそ望の郷くぎの」に併設されている。
車中泊の旅の宿として面白い感じがしたのは、内牧商店街の中にある「RVパーク阿蘇内牧」。ただ向かいがラーメン屋なので、夜は多少騒がしいかもしれない。
RVパーク阿蘇内牧
1泊 2,000円/1台(電源込み)
【利用可能台数】3台
指定ゴミ袋1袋あたり500円
当日 10:00までに予約
なお、スーパーやコインランドリーの店が揃い、車中泊環境の整った「阿蘇牧内温泉」については、別途詳細記事を用意している。
「阿蘇内牧温泉」の概要・温泉・グルメ&車中泊事情
クルマ旅のプロが、「阿蘇内牧温泉」の概要・温泉・グルメ&車中泊事情を詳しくご紹介。
その他は現地取材できていないので、ホームページのみの紹介となる。
また「RVパーク 阿蘇マロンの樹」については、阿蘇五岳まで距離があるため、ここでは対象外とした。
RVパークは総じてキャパが少なく、電源は使えるものの、車外での飲食は原則禁止になっている。そのため、サブバッテリー・システムを搭載していないミニバンなどに乗る車中泊旅行者には、さほど魅力的ではないように思う。
「RVパーク」は、本当に道の駅より車中泊向きで安全・安心なの?【クルマ旅専門家が解説】
車中泊旅行歴25年の現役のクルマ旅専門家が、普通車での車中泊におけるRVパークの使い勝手を詳しく解説しています。