割烹料理屋「がね政」の中にある、内牧温泉の町湯「宝湯」

宝湯秘湯・名湯
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小さいながらも「おもてなし感」を感じる、これぞまさに「町湯」なり。

内牧温泉

「阿蘇内牧温泉」には、今でも「町湯」と呼ばれる6つの「公衆浴場」がある。

内牧温泉

普通「公衆浴場」といえば、こういう感じの市営か町営、あるいは温泉組合が管理保有している施設と思いがちだが、実はそうとも限らないらしい。

内牧温泉

「阿蘇内牧温泉」の場合、中にはこのように風格の漂う温泉旅館も含まれており、ある意味「バラエティー」に富んでいる。

しかもすべての「町湯」が、それぞれ独自の源泉を持つというのは、温泉好きにはそそられる話なのだが、さすがに続けて6つも周るというのは辛い。

なのでここでは、筆者が意表を突かれたユニークな「町湯」を紹介しよう。

その名は「宝湯」で、なんと割烹料理店の中にある。

入浴料は400円。この値段でボディソープとリンスインシャンプーが入ったカゴを個々に貸してくれるという「おもてなし」が嬉しいのだが、「宝湯」はなんとそれにタオルまでついてくる。

浴室は小ぶりで、露天風呂へは内湯の中を歩き、引き戸を開けて出入りする。お湯は比較的ぬるめの芒硝泉で、ついつい長湯がしたくなる。「飲泉可能」の表示に気づき、少しだけ舐めてみたが鉄のような味がした。

ちなみに「割烹料理がね政」は予約制だが、食事処としても人気がある。

夜の10時までやっているので、ここでひと風呂浴びて、食事代わりに活魚や馬刺しで一杯やり、そのまま150メートルほど歩いて「RVパーク阿蘇牧内」まで帰るというのは、中高年の親父には理想的(笑)。

次回はそのようにしてみたい。

「割烹料理がね政」宝湯
〒869-2301 熊本県阿蘇市内牧186-1
☎0967-32-1563
大人400円
11時~22時・無休
駐車場あり

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