この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 633美の里」は、仁淀ブルーのビュースポット「にこ淵」に一番近い道の駅
道の駅 633美の里のロケーション
周辺に店がほとんどない場所なので、ある意味ではライダーやドライバーのオアシス的な存在といえるだろう。
「道の駅 633美」の施設
「道の駅 633美の里」の施設の見た目は、よく云えば「オーソドックス」、悪く云えば「平凡そのもの」。
公式サイトには、国道194号と国道439号が交わる場所にあることから、2つの数字を足した「633」に、自然の美しさを表す「美」をつけて「633美の里」と名付けたと書かかれているのだが、確かにここに住んでいれば、そんなことくらしか書くことが見つからないのだろう(笑)。
ゆえに「ドライブの休憩」や「道の駅めぐり」が目的でここに来ても、トイレを終え、スタンプを押したら用はなくなる…
しかし、車中泊を含む道路休憩施設としての「道の駅 633美の里」は、きちんとその要件を満たしている。
まず、国道に面しているとはいえ、駐車場はフラットで車中泊に大きな支障は見当たらない。
情報コーナーは休憩室を兼ねていて、「にこ淵」の情報もそれなりに発信している。
そしてゴミ箱もちゃんとある。
ちなみに食堂は、麺類が中心のリーズナブルなメニューが多いのだが、地元では「つがに」と呼ばれる、仁淀川でとれるモクズガニも食べられるようだ。
ただし営業は16時までで早々と閉店する。だが田舎の道の駅は大半がそうなので、車中泊の旅人はもう「慣れっこ」だろう。
前述した「仁淀ブルー パーフェクトガイド」に記した通り、「道の駅 633美の里」は、高知市内から移動してきて、翌日の朝から「にこ淵」を訪ねようと思う人が、前泊地として利用するのに適している。
「道の駅 633美」の里の車中泊好適度
道の駅 633美の里 オフィシャルサイト
「道の駅 633美」の里の最寄りの温泉
吾北むささび温泉
道の駅から約5キロ
☎088-867-3105
大人650円
10時~21時(受付最終20時)・木曜定休
「道の駅 633美の里」周辺の買い物施設
コンビニ
ファミリーマートまで約4キロ。
スーパーマーケット
約1.2キロのところに「コスモス農協吾北支所上八川ストアー」がある。