足摺岬の概要・アクセス・車中泊事情

足摺岬高知県の無料駐車場
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この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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思っているより、足摺岬は広い。

足摺岬

「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」で★★の評価を得たこともあって、足摺岬の紹介に使われているのは、大半が広大な太平洋と向かい合う、この灯台の写真だと思う。

足摺岬灯台

高さ18メートル、光達距離38キロ。

わが国最大クラスで、「日本の灯台50選」にも選ばれている「足摺岬灯台」は、1914年(大正3年)に「台風銀座」と呼ばれるこの地に点灯されて以来、休むことなく沖を行き交う船の安全を見守り続けてきた。

足摺岬展望台

園地には、その足摺岬灯台がよく見える展望台がある。

ジョン万次郎銅像

また、足摺半島西岸にある中浜出身の漁師で、幕末の政局に大きな役割を果たしたジョン万次郎(中浜万次郎)の銅像も近くに立っている。

かつては、万次郎の遺品や当時の捕鯨・航海についての資料を展示した「ジョン万ハウス」が、岬から500メートル西に設置されていた。

ジョンマンハウス

しかし建物の老朽化により、2006年(平成18年)4月にあしずり港内にある「海の駅」に移転。この写真は「龍馬伝」放送前の貴重な1枚だ。

ジョン万ハウス

さて。実は想像以上に「足摺岬」は広い。

足摺岬

中でも海岸線まで降りて見られる「白山洞門」は、一見の価値がある。

白山洞門

ただし絶景は、楽には見られない(笑)。

足摺岬

ただ都合のいいことに、近くには疲れた足を癒す無料の足湯がある。

万次郎足湯

ちなみに足摺岬は先端に沿って県道27号が通っており、半島の海岸沿いを通って土佐清水の市街まで降りることもできる。

写真は、黒潮が日本に初めて接岸する「臼碆(うすばえ)」。このあたりまで見れば、足摺岬もはるばる来た値打ちがあるというものだ(笑)。

臼碆

というわけで、よく下調べをせずに足を運ぶと滞在時間を読み間違え、スケジュールに大きな狂いが生じるので注意しよう。

足摺岬の駐車場&車中泊事情

足摺岬の先端部には、❶(足摺岬先端駐車場)と❷(第一駐車場)の2つの無料駐車場があるが、車中泊に適しているのは、近くにトイレがある❶だ。

ただし収容台数は30台あるかないかで、混雑していることが多い。

足摺岬

トイレは駐車場から歩いて1.2分の、園地の中に入ったところにある。

足摺岬

足摺岬からは日の出・日の入りが一望できるというので、筆者もチャンジしたが、この日は水平線の上に雲がたまって、パッとした写真は撮れず。ただ、さほど珍しい景色とは思わなかった。なのでリベンジには行ってない(笑)。

車中泊には、先ほどの「ジョン万ハウス」がある「海の駅あしずり」のほうが落ち着けるしね。

足摺岬の最寄りの温泉

足摺テルメ

足摺テルメ
☎0880-88-0301 大人770円
6時~9時、11時~23時(木曜15時~)
※2020年6月から一時休館中

※露天風呂の雰囲気が良いのは、
足摺パシフィックホテル花椿
☎0880-88-1111
大人800円だが、営業時間は16時~21時

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高知県 車中泊旅行ガイド

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