車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、「車中泊によるクルマ旅の宿」という観点から2023年4月に更新した、大分県の道の駅の個別評価をご紹介。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「クルマ旅の宿」という観点から見た、大分県の道の駅の個別評価を一挙公開!
この記事は、大分県の車中泊スポットの「道の駅」編
当サイトでは、大分県を車中泊クルマ旅で周遊する際の、「旅の宿」に適した「道の駅」をご紹介しています。
そのため明らかに旅のルートから外れている、あるいは同じエリアに密集している道の駅の中には、未取材あるいは詳細記事のない場合がありますし、旅である以上、周辺の観光スポットとの兼ね合いを重視しており、類似する他のサイトの評価とは大きく異なる場合があります。
確かに誰もが無料で利用できる「道の駅」は、「旅の宿」の最優先候補ですが、必ずしも「道の駅」が一番の「旅の宿」になるとは限りません。
ゆえに以下の本編の記事と、合わせてご覧いただけますことを、あらかじめお勧めしております。
大分県の道の駅
大分県の道の駅 取材実績
(2023年2月現在)
施設名 | 取材 | 記事 |
道の駅 原尻の滝 | ○ | ○ |
道の駅 宇目 | ○ | ー |
道の駅 竹田 | ○ | ー |
道の駅 佐賀関 | ○ | ○ |
道の駅 やまくに | ー | ー |
道の駅 耶馬トピア | ー | ー |
道の駅 あさじ | ○ | ー |
道の駅 いんない | ー | ー |
道の駅 せせらぎ郷かみつえ | ○ | ○ |
道の駅 やよい | ○ | ○ |
道の駅 鯛生金山 | ー | ー |
道の駅 きよかわ | ○ | ー |
道の駅 ゆふいん | ○ | ○ |
道の駅 みえ | ○ | ー |
道の駅 くにさき | ○ | ○ |
道の駅 水辺の郷おおやま | ー | ー |
道の駅 かまえ | ○ | ○ |
道の駅 ながゆ温泉 | ○ | ○ |
道の駅 おおの | ○ | ー |
道の駅 くにみ | ○ | ○ |
道の駅 童話の里くす | ○ | ー |
道の駅 すごう | ○ | ○ |
道の駅 なかつ | ○ | ○ |
道の駅 慈恩の滝くす | ー | ー |
道の駅 のつはる | ー | ー |
道の駅総数25/取材数18/詳細記事数11
大分県の道の駅 カテゴリー別リスト
大分県の道の駅 全記事一覧
大分県の道の駅における、車中泊クルマ旅の傾向と対策
ここまでの筆者の取材の足跡を見ると、大分県西部エリアに穴が開いているのがよくわかる。
大分自動車道が通る日田市付近は、湯布院から阿蘇に抜ける際のメインストリートになる「やまなみハイウェイ」から大きく外れているため、通常のクルマ旅では”対象外のエリア”となる。
つまり「道の駅」としての良し悪しの前に、「旅の宿」にはなりにくい。
特に本州から来る旅人は、大分県だけではなく、九州全域から旅行ルートを選ぶため、取り立ててメジャーな見どころがあるわけではないこのエリアを、途中に車中泊をかませてまで細かく見て周りたくなるまでには、かなりの回数のリピートが必要になると思う(笑)。
いっぽう、大分県の道の駅は偏り方が顕著で、臼杵から阿蘇に向かって九州を横断している、国道57号と502号沿いに8軒、県全体の30%を超える数が集中しており、「旅の宿」としては明らかに過剰だ。
しかし逆に、旅人に絶大なる人気を誇る別府温泉と、「やまなみハイウェイ」の沿線上には1軒もない。
そのため、そこでは道の駅以外の車中泊スポットを知っておく必要があるだろう。
九州の道の駅
車中泊好適度チェック!
このトップテンは、筆者が観光地から観光地へと移動する際に、「旅の宿」として利用してきた道の駅の中から選んだもので、視点はグルメや行楽・娯楽性よりも、利便性を含むロケーションと設備に重きを置いている。