車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が100%現地取材してきた、2023年2月現在の長崎県内の道の駅・SA/PA・RVパーク・オートキャンプ場・コインパーキング・無料駐車場等の車中泊スポットを個別に詳しくご紹介。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
長崎県の道の駅・SA/PA・RVパーク・オートキャンプ場・コインパーキング・無料駐車場等の車中泊好適度を徹底チェック!
長崎県の車中泊スポット
「とっておき」の車中泊スポット
まずはロケーションと設備が整った、「とっておき」と呼べる長崎県の車中泊スポットから紹介しよう。
計画している旅の道中にあれば、ここはお勧めだと思う。
ただ、これらをどれだけ一生懸命泊まり歩いたところで、車中泊やクルマ旅の「達人」になれるわけじゃない。
車中泊スポットは、クルマ旅の「引き出し」
一般の旅行者が、ホテル・旅館・民宿・コテージなどから、その日の旅行目的に応じた「宿」をチョイスするのと同じように、ベテランの車中泊旅行者は、複数の車中泊スポットをうまく使い分けている。
確かに「道の駅」は便利だし、無料というのは素晴らしい。それゆえ「マナー違反」も絶えないわけだが、車中泊が禁止されることはありえない。
理由は以下の記事をご覧いただければ、すぐに分かる。
しかし、いつでもどこでも「道の駅」が「ベスト車中泊スポット」になるとは限らない。
車中泊を駆使するクルマ旅は、コンテンツが多いほどおもしろくなる。
そして車中泊スポットは、そんなクルマ旅を支えてくれる「引き出し」で、それを臨機応変に使い分けてこそ「達人」だ。
その車中泊スポットは、大きく5つの「カテゴリー」に分けられる。
車中泊スポット カテゴリー別リスト
道の駅を、もっと詳しく!
現在のインターネットは、住所・電話番号などの公式サイトに書かれた情報と、当たり障りのない数行の紹介文が記されただけの記事、あるいはSEOのノウハウだけは達者だが(笑)、車中泊の旅を昨日今日始めたばかりの「自称バンライフさん」たちが発信している拙い記事が、検索エンジンの上位を占めている。
だが車中泊のクルマ旅を楽しんでいる人口の、おそらく過半数を占めているであろう「中高年」が知りたいのは、
駐車場の傾斜・ウォシュレット・可燃物のゴミ箱の有無、さらには休憩スペースや観光案内の充実度、加えて周辺の日帰り温泉からスーパーマーケットが分かるだけでなく、クルマ旅におけるその道の駅の存在価値にまで踏み込んだ、「同世代で経験豊かな車中泊旅行者目線」から書かれたレポートではないだろうか。
しかし経験と情報を持っているとしても、定年してからそんな面倒なことに、残りの人生の貴重な時間を費やそうと思う人は少なく、またそう思ったとしても、SEOなどのネット事情を今さら勉強するのは並大抵のことじゃない(笑)。
だが大人は、行政や道の駅の管理業者が云うことを盲目的に支持することが、この世界の正義ではないことを知っている。
わがままと納税者としての正当な意見や主張は別物だ。
我々は個性が売り物の俳優や、Youtuberを含めた芸人・タレントとは違う。
情報発信者には、キャリアとプロフィール、そして何より「発信した情報を見てくれている読者」への誠実さが問われる。
研究家・専門家に実名が多いのは、それが理由だ。
九州の車中泊スポットを一挙公開
九州の「とっておき」車中泊スポット ベストテン
最後に、ロケーションと設備が整った、「とっておき」と呼べる九州の車中泊スポットから、よりすぐりのベストテンをご紹介する。