【2023年2月更新】
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「草枕温泉てんすい(RVパークsmart)」の車中泊に関する記述です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。


「草枕温泉てんすい(RVパークsmart)」は、熊本城まで30分ほどで行ける、温泉隣接の風光明媚なお勧めの車中泊スポット
RVパークsmart草枕温泉てんすい DATA
RVパークsmart草枕温泉てんすい
〒861-5401
熊本県玉名市天水町小天511-1
☎0968-82-4500
利用可能台数:4 台
利用料金:全日 3,500 円 ( 税込)
ゴミ処理料(袋自由)、電気利用料(1500W)、予約当日の温浴施設利用料(1名分)込み
利用時間:13時~翌日11時
予約受付:ネット予約のみ
RVパークsmart草枕温泉てんすい
車室枠 縦6.5m × 横6.0m
※トレーラーOK・ヘッド車は敷地内最寄の駐車場の空き枠を利用
※区画内に限り、サイドオーニング展開・テント設営可
RVパークsmart草枕温泉てんすい 筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2022.06.18
※「RVパークsmart草枕温泉てんすい」での現地調査は2022年6月が最新です。
「RVパークsmart草枕温泉てんすい」は、熊本県の島原湾に面した玉名市の高台に建つ、温泉・宿泊・レストラン・物産館・バーベキュー・キャンプなどの総合レジャー施設「草枕温泉てんすい」の敷地の一画にある。
周辺は有明海の向こうに浮かぶ島原半島と、棚田状に広がるミカン畑が一望できる和みの絶景地で、夏目漱石の代表作「草枕」の舞台としても知られている。
それもあって、地元ではちょっとしたリゾート地として扱われているようだ。
だが、遠方から九州に訪れる車中泊の旅人目線からすると、「草枕温泉てんすい」の魅力は少し違うところにある。
ここは「熊本城」まで、クルマで30分ほどの好立地にあり、島原半島へのフェリーアクセスにも恵まれた、九州西部における「クルマ旅の要衝」だ。
熊本市内には、ほかにも水前寺公園や宮本武蔵に関する所蔵品を展示する「島田美術館」などの見どころもあるのだが、近くには分かりやすい車中泊スポットがない。
「RVパークsmart草枕温泉てんすい」の施設
「RVパークsmart草枕温泉てんすい」は、温泉横のアスファルト舗装された駐車場ではなく、少し離れたグランドのような未舗装の広場に設けられている。
写真手前の、舗装されていないキャンプサイトのようなところがRVパーク。
サイドオーニングやシェルターを出し、イス・テーブルを広げて食事はできるが、焚き火・BBQは不可で、カセットコンロの使用だけが認められている。
いっぽう隣接している「草枕山荘キャンプ場」は、温泉に近い西テントエリアはクルマの乗り入れはできないが、東テントエリアなら可能。しかも1泊1500円ポッキリとリーズナブルに利用できる。
そして驚いたことに、奥の舗装された部分は無料駐車場になっており、ここならゼロ円で車中泊ができる(笑)。
つまり、電源と車外にイス・テーブルを出して寛ぎたい人は「RVパークsmart草枕温泉てんすい」、電源は使わないがオートキャンプがしたい人は「草枕山荘キャンプ場」、そして道の駅と同じように車中泊がしたければ無料駐車場と、スタイルに応じた使い分けをすることができる。
このように三者三様、時と場合に応じた使い方ができる車中泊スポットは、全国を見回しても珍しい。
ちなみに取材した日の筆者は、NHKのテレビ番組の収録でRVパークに泊まった。
なおRVパークの横の24時間トイレは、多目的トイレのみが洋式で、ウォシュレットまではついていない。
こちらが水場だが、自炊するなら1500円払ってキャンプ場を利用するほうが良さそうだった。
「RVパークsmart草枕温泉てんすい」の車中泊快適度
「RVパークsmart草枕温泉てんすい」の温泉&周辺買い物施設
草枕温泉てんすい
RVパークに併設
☎0968-82-4500
おとな500円
10時~21時・不定休
コンビニ
セブンイレブンまで約1キロ。
スーパーマーケット
「マルエイ 天水店」まで約3キロ。
「RVパークsmart草枕温泉てんすい」のアクセスマップ
熊本の車中泊スポット
熊本 車中泊旅行ガイド




「アラ還」からの車中泊


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