25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、別府・鉄輪温泉にある無料の絶景スポット「湯けむり展望台」の、アクセスと駐車場を含む情報です。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
「湯けむり展望台」は、別府ならではの景観が味わえる、マイカー旅行者の”特等席”。
湯けむり展望台 DATA
湯けむり展望台
〒874-0041
大分県別府市鉄輪東8組
☎現地なし
0977-21-1128(別府市観光課)
8時~21時
湯けむりライトアップは、土・日・祝日の19時~21時
駐車場 8台無料
「湯けむり展望台」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2013.10.17
2015.01.02
2017.05.07
2019.02.13
2020.12.26
※「湯けむり展望台」での現地調査は2020年12月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年3月に更新しています。
「湯けむり展望台」

「湯けむり展望台」とは
「湯けむり展望台」は、鶴見岳と扇山をバックに、鉄輪温泉街から立ち昇る「湯けむり」が眺望できる、別府温泉屈指の眺望スポットで、湯冷ましがてらに出かけるには最適なところだ。
「別府の湯けむり」は、2001年にNHKが全国の視聴者から一般公募した「21世紀に残したい風景百選」で、富士山に次ぐ第2位に選ばれ、国の重要文化的景観に指定されている。

出典:日本夜景遺産
加えてその夜景は、2010年に「日本夜景遺産」にも認定されており、土・日・祝日の19時~21時には湯けむりがライトアップされている。
「湯けむり展望台」のロケーションと施設

出典:杜の湯リゾート
「別府の湯けむり」は、「鉄輪(かんなわ)温泉」の中心地にある「地獄蒸し工房鉄輪」から約1.3キロのところにある。
ただし高台にあるので、徒歩ではきつい。
しかし、この程度のマップではクルマで行けるわけもなく、10年前は展望台を突き止めるのに四苦八苦したが、今はグーグルナビのおかげで、迷うことなく辿り着けるのだからありがたい(笑)。
展望台には駐車場があるが、停められるのは8台程度。敷地が狭いので先客があるとキャンピングカーは切り返しができない場合がある。
2020年12月更新
1年前に訪れた時にはなかったコンクリートの「展望台」が、写真上段の駐車場に建っていたのには驚いた。確かに前の木々が成長し、写真を撮る際の障害になっていたので、これはありがたい配慮だと思う。
展望台屋上からの眺望。以前より別府の町並みがよく見える。
ただし駐車台数は以前より少なくなって、見えている7台分になった。
しかもハイエースクラスだと、写真の左奥はバックで駐車場に入らないと、前にクルマがあれば中では切り替えせない。
周辺には駐車場がないうえに、道が狭く路上駐車もできないので、特にキャブコンは行った時の運次第になるだろう(笑)。
なおトイレは用意されているが、営業時間が8時~21時となっているため、チェーン等で入口が施錠されるかもしれない。
もっとも…
夜景を見に来る人もある中で、7台しか停められない駐車場を長時間独占するのは、さすがにどうかと思う。
撮影のベストタイミングは、寒い時期の午後
当り前のはなしだが、湯けむりは寒い時ほどよく見える。
そこで、冬の駐車場が空いている早朝がべストタイミングだろうと思って出かけたのだが、まだ太陽が低くてコントラストがきつく、雄大な全景を撮影することができなかった。
いっぽうこちらはゴールデンウィークの日中。この時は光線に恵まれたが、今度は湯けむりが物足りなかった。
「湯けむり展望台」アクセスマップ
別府温泉 車中泊旅行ガイド
車中泊でクルマ旅 総合案内
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