25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、足摺岬の概要と駐車場&車中泊に関する情報です。
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~ここから本編が始まります。~
足摺岬は思っているより広い
「足摺岬」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2009.05.02
2011.05.02
2012.11.24
2018.05.11
「足摺岬」での現地調査は2018年5月が最新で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2024年11月に作成しています。
足摺岬の概要と駐車場&車中泊事情

足摺岬の概要と見どころ
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」で★★の評価を得たこともあって、足摺岬の紹介に使われているのは、大半が広大な太平洋と向かい合う、この灯台の写真だと思う。
高さ18メートル、光達距離38キロ。
わが国最大クラスで、「日本の灯台50選」にも選ばれている「足摺岬灯台」は、1914年(大正3年)に「台風銀座」と呼ばれるこの地に点灯されて以来、休むことなく沖を行き交う船の安全を見守り続けてきた。
園地には、その足摺岬灯台がよく見える展望台がある。
また、足摺半島西岸にある中浜出身の漁師で、幕末の政局に大きな役割を果たした「ジョン万次郎(中浜万次郎)」の銅像も近くに立っている。
かつては、万次郎の遺品や当時の捕鯨・航海についての資料を展示した「ジョン万ハウス」が、岬から500メートル西に設置されていた。
しかし建物の老朽化により、2006年(平成18年)4月にあしずり港内にある「海の駅」に移転。この写真は「龍馬伝」放送前の貴重な1枚だ。
それが現在は、龍馬よりもずいぶんカッコよくリニューアルされている(笑)。
さて。
実は想像以上に「足摺岬」は広い。
中でも海岸線まで降りて見られる「白山洞門」は、一見の価値がある。
ただし絶景は、楽には見られない(笑)。
ただ都合のいいことに、近くには疲れた足を癒す無料の足湯がある。
ちなみに足摺岬は先端に沿って県道27号が通っており、半島の海岸沿いを通って土佐清水の市街まで降りることもできる。
下の写真は、黒潮が日本に初めて接岸する「臼碆(うすばえ)」。
このあたりまで見れば、足摺岬もはるばる来た値打ちがあるというもの(笑)。
というわけで、ここへはよく下調べをせずに足を運ぶと、滞在時間を読み間違え、スケジュールに大きな狂いが生じるので注意しよう。
足摺岬の駐車場&車中泊事情
足摺岬の先端部には、❶(足摺岬先端駐車場)と❷(第一駐車場)の2つの無料駐車場があるが、車中泊に適しているのは、近くにトイレがある❶だ。
ただし収容台数は30台あるかないかで、混雑していることが多い。
トイレは駐車場から歩いて1.2分の、園地の中に入ったところにある。
足摺岬からは日の出・日の入りが一望できるというので、筆者もチャンジしたが、この日は水平線の上に雲がたまって、パッとした写真は撮れず。ただ、さほど珍しい景色とは思わなかった。なのでリベンジには行ってない(笑)。
車中泊には、先ほどの「ジョン万ハウス」がある「海の駅あしずり」のほうがまだ落ち着けるが、車中泊禁止との情報もある。
無難で確実なのは、2023年3月にリニューアルオープンを果たした「道の駅 めじかの里土佐清水」ということになるだろう。
足摺岬の最寄りの温泉&買物施設
TheMana Village(旧:足摺パシフィックホテル花椿)
☎0880-88-1111
おとな800円
16時~21時・不定休
事前に電話で、当日の日帰り入浴が可能かどうかを確認を。
コンビニ・スーパーマーケットは土佐清水市内まで行かないと、近くにはない。
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