25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、高知市内にある「ひろめ市場」の概要と駐車場&車中泊事情です。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地のソウルフードの素材・レシピ・老舗・行列店等を紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
高知市内屈指の郷土料理と地酒が揃う「ひろめ市場」は、市場というより”全天候型の屋台村”
ひろめ市場 DATA
ひろめ市場
〒780-0841
高知市帯屋町2丁目3-1
☎088-822-5287
平日・土曜・祝日:午前9時~午後11時
日曜日:午前7時~午後11時
※各店舗の営業時間と休みは異なる。
「ひろめ市場」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.11.25
2015.12.27
2020.06.20
※「ひろめ市場」での現地調査は2020年6月が最新で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2024年12月に作成しています。
ひろめ市場

「ひろめ市場」の概要
「ひろめ市場」は、高知城にほど近い帯屋町(おびやまち)アーケードの西端にあるアットホームな「大衆酒場」で、1998年のオープン以来、県民・観光客を問わず高い人気を集めている。
店内には、土佐の郷土料理や地酒を提供する飲食店、地魚を扱う鮮魚店、さらにはユニークな土産店など、様々な個性を持つ60の店舗が集まっている。
そこで購入した飲食物は、各店舗のカウンター席だけでなく、「お城下広場」や「自由広場」と呼ばれるイートインスペースに持ち運んで、自由に食べることができる。
「ひろめ市場」の鉄則は、到着したらまずは「席」を確保する

出典:ひろめ市場
「巨大宴会場」ともいえる「ひろめ市場」のシステムは、ショッピングセンターのフードコートと変わらない。
ただし「相席」は当たり前。
そのため隣人との交流も、「ひろめ市場」の楽しみのひとつと思えない人には、ちょっと馴染めにくいところかもしれない。
だが、そういう場合は、「テイクアウト」という方法がある。
筆者はあまりの混雑ぶりに根負けして、テイクアウトしてきたクジラを肴に、車内でゆっくり晩酌したこともある。
ちなみに珍しいクジラの生肉が買えるのは「珍味堂」。
ここでは、お寿司や惣菜も手に入る。
また一番人気は、目の前でかつおを藁焼きしてくれる「明神丸」のようだった。
「ひろめ市場」の駐車場&車中泊事情
駐車場は2階・3階が立体駐車場になっており、188台の収容が可能。
24時間利用可能で、料金は終日30分200円。ただし18時以降、翌朝8時までは最大料金300円が適用される。
さらに1店舗で3,000円以上の飲食または購入をすると、1時間分が割引になる(ただし割引サービスは各店舗につき1回まで、全店舗合計で2時間まで)。
ということは、16時に入庫して6000円以上の飲食をすれば、実質300円で車中泊できる計算で、なかなかいい条件だと思う。
駐車場の利用詳細については、こちらのページを参照。
フロアには24時間トイレもあるようで、車中泊に支障はないとのこと。
ただし悲しいかな、ここには車高2.2メートルまでの制限がある。
ということで、筆者は入庫できず駐車場の中は見ていない。
キャンピングカーなど、それ以上の車高を持つ車両は、「ひろめ市場」から徒歩5分ほどのところにある「天神橋駐車場」の利用がお勧めだ。
ひろめ市場 アクセスマップ
高知タウン 車中泊旅行ガイド
車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門

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