日本史と大河ドラマ好きの車中泊旅行家がまとめた、「龍馬の生まれたまち記念館」のマイカーアクセスとそのお勧め活用法をご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊歴史旅行ガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づきまとめた、『一度は訪ねてみたい日本の歴史舞台』をクルマで旅するためのガイドです。

~ここから本編が始まります。~
「龍馬の生まれたまち記念館」は、その名の通り坂本龍馬が高知で過ごした時代の様子が分かるミュージアム
龍馬の生まれたまち記念館 DATA
龍馬の生まれたまち記念館
〒780-0901
高知市上町2丁目6番33号
☎088-820-1115
おとな300円
8時~19時(受付最終18時30分)
無休
駐車場
普通車用14台 (無料)
「龍馬の生まれたまち記念館」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2010.07.09
2011.05.03
2020.06.20
「龍馬の生まれたまち記念館」での現地調査は2020年6月が最新で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2024年12月に作成しています。
「龍馬の生まれたまち記念館」 マイカーアクセス&活用ガイド

「龍馬の生まれたまち記念館」の概要と見どころ
「龍馬の生まれたまち記念館」は、「坂本龍馬」が生まれ育った高知市の上町にある歴史文化体験施設で、「龍馬」本人だけでなく、幼い頃の町の様子や、家族あるいは、ゆかりの深い人物にもスポットを当てて紹介している点が特徴だ。
裏庭にある銅像は、真ん中が「坂本龍馬」で、左は坂本家の三女で「龍馬」の姉の「乙女」。

出典:NHK
「龍馬伝」では少女時代を「土屋太鳳」、大人になってからは「寺島しのぶ」が好演していたが、12歳で母を亡くした「龍馬」にとっては、3歳年上の「乙女」が母親代わりで、いつも「龍馬」のことを気にかけ、泣き虫だった「龍馬」を強い男に鍛えあげた”影の立役者”だ。
いっぽう右は「大泉洋」が演じた、土佐の餅菓子屋の長男「近藤長次郎」。

出典:NHK
「龍馬」に追従して脱藩し、後に海援隊の大番頭となるが、イギリスへの密航計画が発覚し、最後は切腹して果てる。
そんな「長次郎」の生家は、「龍馬」の生家にほど近いところにあった。
さて。
展示は1階と2階に分かれており、「龍馬」に関連する建物を再現したジオラマや城下町のマップがおもしろい。
この写真の「才谷屋」は坂本家の本家で、高知の城下では有名な豪商だった。
「龍馬」が使った晩年の変名「才谷梅太郎」は、この本家からとっている。
さらに「龍馬の生まれたまち記念館」では、「龍馬」に関する様々な書籍も見ることができる。
筆者も愛読した「お~い龍馬」まで揃っていたのは嬉しかったね!(笑)。
なおクルマは博物館前が満車でも、すぐ近くにある別の駐車場に停められる。
収容台数は合わせて14台。筆者は3度訪ねたが、いずれも空きがあった。
「桂浜」にある「県立坂本龍馬記念館」に比べると、スケールはずいぶん小さいが、「龍馬」が高知で過ごした時代のことを知りたい人には「はまる」と思う。
ただしここは「龍馬伝」を見た人でないと、本当のおもしろさを感じられない施設かもしれない(笑)。
その意味からすると、一般的には「県立坂本龍馬記念館」のほうがお勧めだ。
お勧めは「まち歩きガイド(土佐っ歩)」
「まち歩きガイド(土佐っ歩)」とは、「龍馬の生まれたまち記念館」の館内と龍馬ゆかりの史跡めぐりが、ワンセットになったプログラムで、テーマ別に全部で8つのコースが用意されている。
筆者が申し込んだのは、龍馬の生まれた上町を巡る「龍馬誕生コース」(約90分)。
自力ではなかなか探せないスポットも多く、このガイドは有意義な時間だった。
参加料は大人700円(入館料、ガイド料を含む)、予約は電話(☎088-820-1115)で。これは本当にお値打ちだと思う。
コースの詳細はコチラでご確認を。
ちなみに筆者は、さらに自力で『高知市内に残る坂本龍馬&龍馬伝ゆかりの地』を深堀りしている(笑)。
龍馬の生まれたまち記念館 アクセスマップ
車中泊で辿る、坂本龍馬ゆかりの地
高知市内編
梼原編
全国編
高知タウン 車中泊旅行ガイド
車中泊で旅する高知県
車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門

この記事がよく読まれています。



