25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅たからだの里さいた」の車中泊に関する情報です。
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~ここから本編が始まります。~
「道の駅 たからだの里さいた」が建っているのは、観光名所が集まる「善通寺」エリアに近い好立地
道の駅 たからだの里さいた DATA
道の駅 たからだの里さいた
〒769-0401
香川県三豊市財田町財田上180番地6
☎0875-67-3883
営業時間
物産館:8時~18時
環の湯:10時~21時
月曜定休
「道の駅 たからだの里さいた」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第15回
登録日/1999年8月27日
「道の駅たからだの里さいた」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2009.10.10
2011.01.22
2012.11.22
2014.11.24
2015.01.03
2015.12.27
2018.05.08
「道の駅 たからだの里さいた」での現地調査は2018年5月が最新で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年1月に作成しています。
道の駅 たからだの里さいた

「道の駅 たからだの里さいた」のロケーション
「道の駅 たからだの里さいた」は、香川県の内陸部を走る国道32号沿いの道の駅で、「こんぴらさん」の名で親しまれている「金刀比羅宮」から、約11キロ・クルマで20分ほどのところにある。
「金刀比羅宮」から最寄りの車中泊スポットは「道の駅 空の夢もみのきパーク」だが、「道の駅 たからだの里さいた」は、日帰り温泉を併設しているため、余分に6キロほど走るくらいは気にならない。
加えて、「善通寺エリア」のさぬきうどん店をめぐった後、秘境で名高い徳島県の「祖谷渓」方面に向かう道中にあるため、筆者は昔から四国を旅する際に、よくこの道の駅で車中泊をしてきた。
「道の駅 たからだの里さいた」の施設
ご覧の通り「道の駅 たからだの里さいた」の施設は広大で、現在はさらに「湯の谷荘」の隣にRVパークもできている。
とはいえ、大半の車中泊旅行者に必要な情報は、「物産館」とそのまわりの駐車場及び、日帰り温泉施設の「環(たまき)の湯」に関するものだろう。
まず、こちらがイラストマップに”現在地”と記された「物産館」前の駐車場だ。
概ねフラットなうえに、ウォシュレットが完備された24時間トイレにも近く、中高年には車中泊のベストスポットといえる。
驚いたのは、地デジの映りの良さ。
「道の駅 たからだの里さいた」は市街地ではなく郊外にあるのだが、ポータブルテレビに内蔵されたダイバシティーアンテナで、ほぼ全局の電波をキャッチできた。
加えて「道の駅 たからだの里さいた」には、駅舎の裏側にもトイレがある広い駐車場があり、隣と少し離れて車中泊がしたい人は、そちらを選んでいるようだ。
また、駅舎から離れた「戸川ダム」の前にも駐車場が用意されており、こちらは『車中泊には、利便性よりプライバシー優先』という旅行者に適している。
物産館の品揃えも素晴らしい。
「道の駅 たからだの里さいた」の物産館は、地域で採れた野菜や果物を販売している産直コーナーと、旅行客向けの土産品コーナーから構成され、朝8時から18時まで営業している。
さすがは柑橘栽培の盛んな瀬戸内。衝撃的なプライスに感激した(笑)。
道の駅の産直では、こういう”めっけもん探し”も楽しみのひとつになる。
さらにここでは、ご当地のさぬきうどんはもちろん、豆腐・肉類・つゆなど、鍋料理の材料も全て揃う。
つまり鍋とカセットガスコンロさえあれば、立派な鍋が食べられる。
だからというわけではないと思うが、ちゃんと可燃物のゴミ箱も置いてある(笑)。
筆者が知る限り、香川県で可燃物のゴミ箱を設置している道の駅はここだけだ。
また情報コーナーも独立しており、ご覧のように資料も充実している。

出典:道の駅たからだの里さいた
最後は、北海道を旅したことがある人ならよくご存知の、パークゴルフ場について。
「道の駅 たからだの里さいた」には、本州ではなかなかお目にかからないパークゴルフ場が隣接している。
営業時間は4月から10月が10時~17時、11月から3月は16時まで。
コースは9ホールだけだが、プレイ料金はおとな200円。受付場所は「環の湯」になる。500円でワンラウンドハーフを周れるのは、本州では格安の部類だろう。
なお、公式サイトにクラブのレンタル料金が記されていないので、もしかしたらプレイフィー込みで200円かもしれない。
RVパーク 道の駅たからだの里さいた

出典:三豊市
2021年10月オープン。
場所は「湯の谷荘」の隣になる。
RVパーク 道の駅 たからだの里さいた
利用台数5台(一部は傾斜あり)
1台1泊2500円(電源代込み)
車外でのイス・テーブル展開は可能だが、火器使用禁止。
21時までなら「環の湯」のトイレを利用できるが、それ以降は道の駅のトイレを使わないといけないため、3分近く歩かされる。
「道の駅 たからだの里さいた」の車中泊好適度
「道の駅たからだの里さいた」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:屋外にあり24時間利用可。
缶・ビン・ペットボトル:同上
普通に「燃えるゴミ」のほうが、分かりやすくて親切だ(笑)。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。
こう説明すれば分かりやすいと思う。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。
しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 たからだの里さいた」の温泉&周辺買い物施設
日帰り温泉の「環(たまき)の湯」は、道の駅の裏手に高台にある。
門の手間に広い駐車場があるので、クルマで行くほうが断然ラクだ。
浴槽は大小2つで、それぞれ泉質が異なる。
大きい浴槽にはpH9.0の無色透明・無味無臭の重曹泉が注がれており、けっこうなヌルスベ感が味わえる。ただし、循環なので塩素系消毒剤の匂いがかなりきつい。
ジェットバスはパワフルで、肩凝りをほぐすには最適だった。
もうひとつの、かすかに茶色がかったお湯は、珍しい弱酸性泉で、さっぱりとした肌触りがする。
環の湯
おとな570円
☎0875-67-2614
10時~21時(閉館)・月曜定休
※館内に食事処あり
コンビニ
ファミリーマートまで約700メートル
スーパーマーケット
「マルナカ 山本店」まで約9キロ
「道の駅 たからだの里さいた」のアクセスマップ
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