25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 東洋町」の車中泊に関する情報です。
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~ここから本編が始まります。~
「道の駅 東洋町」は、温泉併設で人気の高い「道の駅宍喰温泉」からクルマで5分ほどのところにある、開放感あふれる車中泊スポット
DATA
道の駅 東洋町
〒781-7413
高知県安芸郡東洋町大字白浜88-1
☎0887-23-9955
9時~17時
元旦以外は無休
「道の駅 東洋町」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第61回
登録日/2024年8月7日
開駅日/2024年10月9日
「道の駅 東洋町」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2018.05.02
2024.11.22
※「道の駅 東洋町」での現地調査は2024年11月が最新です。
道の駅 東洋町

「道の駅 東洋町」のロケーション
この記事は、「道の駅 東洋町」が登録されて2ヶ月も経たないうちに書いているので、まだ紙の地図には記載されていないのだが、このオーシャンビューの好立地に新設された道の駅は、「室戸岬」から約37キロ・40分ほどのところにある。
ただ新設といっても、「道の駅 東洋町」は新規に建設されたわけではなく、2008年(平成20年)にオープンした直売所「海の駅 東洋町」に手を加えて、道の駅に格上げする形で、2024年10月にリニューアルオープンしている。
そのため筆者もそうだが、以前から存在を知っていた人も多いと思う。
なお同じ国道55号沿いの、徳島県との県境を超えたわずか4キロほどのところに、温泉が併設する人気の「道の駅 宍喰温泉」があるので、詳しいロケーションの話はそちらに記載している。
ただ「道の駅 宍喰温泉」には、クルマが29台しか停められないため、車中泊の観点に立てば、この2つは「ニコイチ」と考えてもいいだろう。
「道の駅 東洋町」の施設
イラスト図がないので、航空写真でレイアウトを紹介しよう。
まず駐車場は広くてフラットで、車中泊に支障はない。キャパは173台となっているが、ここは「白浜海水浴場」と「白浜キャンプ場」の駐車場も兼ねている。
とても分かりやすい禁止事項の表示。
特に道の駅では、傍から見ていてあまり気持ちのいいものではない、「ドアの開けっ放し禁止」に賛成だ。
24時間トイレは①と②の2ヶ所にあり、①には可燃物用のゴミ箱も置かれている。
ただしいずれにも、ウォシュレットは設置されていなかった。
なお海水浴場なので、②にはシャワー棟もある。
営業期間:通年
営業時間:9時~16時
(7月~8月は~17時)
料金:100円(温水2分/水3分)
たぶんサーファーも来るので、通年営業しているのだろう。
館内はメインが鮮魚売り場で、奥に観光案内所とテイクアウトの食堂がある。
さすがに魚は安いね~!。小さいとはいえ、「しまあじ」1本520円って(笑)。
大阪では刺身も滅多に出回らないが、あれば5.6切れで600円以上はする高級魚だ。
板さんみたいにテキパキ捌けるなら、迷わず買ってしまいたいところだが、筆者がやると半分以上は捨ててしまうことになりそうなので(笑)、確実にこのミックスたたきのパックを買って、ランチタイムに家内と車内でシェアーした。
魚は炙ると、皮の下の脂肪に甘みが出て旨味が増す。カツオも外だけうまく焼いて、中はほぼ生。藁焼きだとうまくできる。
最後は、隣接している「白浜キャンプ場」と「白浜海水浴場」について。
一見フリーサイトのように見えるが、区画割りされていて、1サイト1泊1,680円。デイキャンプなら840円(9時~17時)で利用できる。
クルマは芝生に乗り入れできないので、どのみち駐車場での車中泊になるが、いちばん駐車場寄りの場所をデイキャン予約すれば、ほとんどオートキャンプに近い状態で、昼間に藁焼きの鰹のタタキといった、高知らしい海鮮BBQが楽しめる。
東洋町のホームページを見ると、伊勢海老などとのセットメニューもあるようで、なかなか良さそう。
予約と詳細はこちらで。
いっぽう「白浜海水浴場」では、
海の日から8月末の期間限定で、このような海上アスレチック(ビーチホッピング)がオープンする。
期間中はサメよけネットを設置し、監視員を配備しているとのことだが、山ではクマ、海ではサメと、我々の若い頃とはずいぶん日本も変わっちまった(笑)。
「道の駅 東洋町」の車中泊好適度
「道の駅 東洋町」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:トイレの前にあり24時間利用可
缶・ビン・ペットボトル:同上
大きいうえに、とても分かりやすい場所に置かれている。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 東洋町」の最寄りの温泉&周辺の買い物施設
ホテルリビエラししくい
道の駅から約3.6キロ
☎0884-76-3300
おとな800円
6時30分~9時
12時~21時(受付最終20時)
なお期間限定の営業にはなるが、徒歩圏内に温浴施設「桜津の湯」がある。
営業期間:GW 及び7月18日~8月31日
営業時間:13時~20時
(受付最終19時30分)
料金:おとな 510円
これ以上はネットではわからなかったので、希望される方は道の駅で直接確認を。
コンビニ
セブンイレブンまで約4キロ
スーパーマーケット
「スーパーニシミヤ ピアカイフ店」まで約10キロ
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