25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 四万十大正」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
~ここから本編が始まります。~
高知市内から約40分の海辺にある「道の駅 やす」は、室戸半島を周遊する際に使える車中泊スポット
DATA
道の駅 やす
〒781-5602
高知県香南市夜須町千切537-90
☎0887-57-7122
地域情報センター:9時30分~17時30分
無休
「道の駅 やす」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第17回
登録日/2001年8月21日
開駅日/2002年6月29日
「道の駅 やす」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2018.05.12
2024.11.22
※「道の駅 やす」での現地調査は2024年11月が最新です。
道の駅 やす
「道の駅 やす」のロケーション
高知市内から室戸方面に、約25キロ・クルマで40分ほどのところにある「道の駅 やす」は、海水浴場を公園整備した「ヤ・シィパーク」と、電車「ごめん・なはり線」の「夜須駅」で構成された、国道55号沿いに建つ複合施設だ。
「旅の宿」としての使い道は、高知市内を観光した後、翌日から室戸岬に向かう際の「前泊」地にするのがベストだと思う。
その場合は、高知市内から「道の駅 やす」に行く途中で後述している「黒潮温泉 龍馬の湯」にも立ち寄れる。
「室戸岬」に行く途中の見どころとしては、約19キロ・25分ほどのところにある三菱グループの創業者、「岩崎弥太郎」の生家が挙げられる。
2010年に放送された、NHK大河ドラマ「龍馬伝」をご覧になられていた人なら記憶にあると思うが、若き日の「岩崎弥太郎」は、ここから20キロ近く離れた「坂本龍馬」の家まで、目一杯売り物の鳥かごを背負って、毎日のように通っていたことになっている。
1キロ15分として片道5時間… ありえるわけがない(笑)。
史実はドラマと違い、両者の出会いは「長崎」から始まっているようだ。
「岩崎弥太郎」に関心のある人は、以下の記事にも目を通してみていただきたい。
なお、逆回りで室戸から来て「岩崎弥太郎 生家」を見た後、「道の駅 やす」で車中泊がしたい場合は、こちらも道の駅に行く途中にある「メルキュール高知土佐リゾート&スパ(詳細は後述)」で入浴を済ませて行くほうがいい。
「道の駅 やす」は近くに入浴施設が見当たらず、着いてからだと時間のロスになる。
いずれにしても…
高知を車中泊で旅する人には、「道の駅 やす」は室戸絡みで利用するのが得策だ。
「道の駅 やす」の施設
こちらが「道の駅 やす」のレイアウト図だが、前述したようにこの道の駅は海水浴場を公園整備した「ヤ・シィパーク」と、電車「ごめん・なはり線」の「夜須駅」で構成される複合施設だ。
残念ながら筆者は、❸の「ヤ・シィ広場」側の駐車場を見れていないので、一概には云えないが、
道の駅側の駐車場は、総じて平坦で車中泊に支障はない。
その中で基本的に車中泊に適しているのは、情報コーナーと24時間トイレにもっとも近い❶の駐車場のように思えるが、大型車のスペースと隣接しているのが難点だ。
だが❸前の24時間トイレには、ウォシュレットが用意されている。
24時間トイレの前にはゴミ箱も並んでいるが、可燃物は「紙コップ」のみと書かれており、その他のものは捨てられない。
もしかすると「直売所」か「売店」あるいは「ヤ・シィパーク」側に置いてあるのかもしれないが、海水浴場が隣接するだけに、可燃物のゴミ箱が撤去されたとしても不思議ではないため、ここでは「なし」と判断した。
なお24時間トイレに隣接する情報コーナーには、スタッフが常駐しており、営業時間は9時30分~17時30分までになる。
いっぽうこちらが❷の駐車場。
静寂性では❶よりもいいが、こちらの24時間トイレは階段を登った一段高い場所にあり、夜間は足元が暗く、高齢者や幼児にはちょっと危険に感じた。
加えて、ウォシュレットもなかったように記憶している。
とはいえ、
❶側の24時間トイレまでは歩いてもすぐなので、総合的に見て筆者は❷での車中泊をお勧めする。
なお1度目は時間不足、2度目は到着が閉店後だったため、物販飲食施設は魚が安かったことくらいしか記憶にない(笑)。
そちらは公式サイトでご確認を。
なお農産物直販所「やすらぎ市」は朝8時から18時まで営業、土産物等を扱う売店は9時30分から18時までとなっている。
「道の駅 やす」の車中泊好適度
「道の駅 やす」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館外にはなし。
缶・ビン・ペットボトル:24時間トイレ前に設置。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 やす」の最寄りの温泉&周辺の買い物施設
●高知市内から来る場合の身寄りの温泉
黒潮温泉 龍馬の湯
道の駅から約7.5キロ・15分
☎0887-56-5900
おとな800円
10時~23時(受付最終22時30分)
無休(不定休)
●室戸岬方面から来る場合の最寄りの温泉
メルキュール高知土佐リゾート&スパ
道の駅から約4.5キロ・6分
☎0887-33-4510
おとな1000円
15時~23時
無休(不定休)
コンビニ
セブンイレブンまで約150メートル
スーパーマーケット
「サンシャイン 芸西店」まで約7キロ
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