25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、鳥取県を車中泊でクルマ旅するために知りたい、県内各地の見どころと車中泊スポットのガイドです。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊旅行ガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
鳥取県は車中泊の旅に適した、ビギナーにもお勧めしたい旅行先。

「鳥取県」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2025.11.21
「鳥取県」での現地調査は2025年11月が最新です。
車中泊で旅する鳥取県

鳥取県のエリア区分と概要

関東以北の人々にとって、山陰地方はたぶん今でも馴染みが薄く、鳥取県と島根県の位置関係が今ひとつ分からないというのは、関西に住む人間が、東北地方の山形県と秋田県のそれがあやふやなのと同じで、まんざらジョークではないと思う(笑)。
だが関西在住の車中泊旅行者の中には、鳥取・島根県の旅が好きな人は多い。

最大の理由は、鳥取県の形状が東西120km・南北約20〜50kmと、横長で奥行きが狭いことから、”横断旅行”に適していることにある。
”横断旅行”のいいところは、行きは”国道・各駅停車”で、帰りは”高速・一足飛び”の旅程が組める点にある。
”横断旅行”に適しているのは島根県も同じなので、両県を合わせて旅をする人がたくさんいるのは、”筋”の通った話だと思う。

さて。
県内に中心都市として、東部=鳥取市・中部=倉吉市・西部=米子市&境港市がある鳥取県は、その3つの商圏エリアに分けて紹介されることが多いのだが、観光スポットもそれにうまく呼応している。
確かにスタバの店舗数は少ないが、鳥取県は”思っているほど田舎じゃない”(笑)。

出典:とっとり旅
そんな鳥取県に、主な地名を加えたのがこちらのマップだが、注目すべきは赤で数字をつけた”アクセスルート”で、現在は近畿方面から、鳥取県の東部・中部・西部に直接通じる高速道路ができている。
❶山陰近畿自動車道(無料)
❷鳥取自動車道(無料)
❸米子自動車道(有料)
筆者がビギナーでも旅がしやすい、と書いた理由はそこにある。
鳥取県東部

浦富海岸から鳥取砂丘を超えて、白兎海岸にいたる日本海沿岸のエリア。
見どころは「世界ジオパーク」にも認定されている、多様性に富む風光明媚な海岸美になる。
時間が余れば、こちらにも足を運んでみるといい。
鳥取県中部

全国伝統的建造物群保存地区に指定された白壁土蔵の倉吉の町を筆頭に、国宝の三徳山三佛寺投入堂や、世界有数のラドン含有量を誇る温泉療養地で知られる三朝温泉など、歴史と文化の見どころが集中しているエリアになる。

ここは旅好きな中高年には、特に興味深いところだと思う。
鳥取県西部

国立公園・大山と、皆生温泉のある米子から風光明媚な弓ヶ浜を経て、”ゲゲゲの鬼太郎”のふるさとである境港にいたる一帯で、近年は両者をあわせて「大山パークウェイ」と呼んでいる。


鳥取県の車中泊事情とお勧め車中泊スポット

鳥取県の車中泊事情には、2つ特性がある。
ひとつは東部・中部・西部の各エリアに、車中泊スポットがバランスよく配備されていること。
もうひとつは、道の駅以外にも快適に車中泊ができる無料駐車場が、数多く存在している点が挙げられる。

特に西部エリアには、その双璧とも呼べる車中泊スポットが、うまい具合に大山と境港にあり、おかげでアウトドアまで楽しめるのは素晴らしい。
なお、鳥取県全域の車中泊スポットの詳細情報は、以下の2つの記事で確認を。
鳥取県 車中泊旅行ガイド
山陽・山陰 県別車中泊旅行ガイド

車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門
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