25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、倉吉から近い「はわい温泉と東郷湖温泉」の概要と、共同浴場及び車中泊スポットに関する情報です。
「クルマ旅のプロ」がお届けする、車中泊で訪ねた名湯レポート
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国の温泉地の車中泊事情や温泉情緒、観光、グルメにいたる魅力を再評価し、「車中泊旅行者の目線」から紹介しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

~ここから本編が始まります。~
倉吉から近い湯梨浜一帯は、鳥取県を旅する際のお勧め車中泊エリア

「はわい温泉・東郷湖温泉」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2008.08.09
2010.11.06
2012.08.25
2013.09.14
2014.09.14
2016.07.20
2018.12.02
2022.05.04
2025.05.26
2026.04.18
「はわい温泉・東郷湖温泉」での現地調査は2026年4月が最新です。
はわい温泉・東郷湖温泉

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はわい・東郷温泉のロケーション

白壁土蔵群が残る端正な商人の町「倉吉」にほど近い、鳥取県の湯梨浜町にある周囲12キロほどの「東郷湖」は、中央付近の湖底から温泉が湧く、全国でも珍しい汽水湖で、湖畔に「はわい温泉」と「東郷温泉」の2つの温泉地がある。
この2つの温泉地は、クルマなら5分ほどしか離れていないのだが、いずれにも道の駅があり、車中泊の旅先には適している。
ただ泉質は「硫酸塩泉」で、特に際立ったものではない。

そのため、純粋に”いいお湯”を望むのなら、近くにあるラジウム温泉の湯治場で知られる「三朝温泉」のほうがお勧めだ。
その「三朝温泉」にも道の駅があったのだが、2023年3月に店舗が閉鎖し、現在は廃業に等しい状況だ。
そのため車中泊でクルマ旅を愉しみたい人にとって、「はわい温泉・東郷湖温泉」は「三朝温泉」の代替え地として、立地と居心地の良さをダブルで得られる、都合の良い場所になっている。
広い目で見れば、「倉吉」「三朝温泉」「はわい温泉・東郷湖温泉」は、「湯梨浜エリア」として”ひとくくり”にしてもかまわないと思う。

その「湯梨浜エリア」は、西に目を向ければ「鳥取砂丘」から約40キロ・クルマで1時間弱。山陰道が延伸した現在は、観光後に十分移動して来られる距離にある。
しかも車中泊スポットに恵まれているため、エリア内での連泊もしやすい。
はわい・東郷温泉の概要

ロードサイドにヤシの木が植えられ、多少は太平洋に浮かぶハワイアンリゾートをイメージする場所がないわけではないが(笑)、「はわい温泉」の語源はそっちではなく、かつてこの地に存在した「羽合町」に由来している。
2004年10月に「羽合町」は近隣の「東郷町」「泊村」と合併したが、新しい町名は「はわい温泉」と「東郷湖温泉」にちなんで”湯”の字が用いられ、「湯梨浜(ゆりはま)町」となった。
開湯は「はわい温泉」「東郷湖温泉」ともに、江戸時代に住民が鳥取藩主へ湖中の泉源利用を願い出たことにあるとされ、昔から利用者は地元の民がメインだった。
また泉質も同じ硫酸塩泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛などへの効能があるとされる。

国道9号に加えて、山陰道の無料区間が整備されたことで客数が増え、近年は鳥取県内では「皆生温泉」「三朝温泉」「吉岡温泉」に次ぐ数の温泉客が訪れるようになっている。

しかも歓楽街はなく、湖岸の一部が「東郷湖羽合臨海公園」になっているなど、温泉街一帯の公園化が進んでいるため、野外にも落ち着ける場所が揃っている。

適度に開発されているにもかかわらず、無料またはリーズナブルな施設の多い東郷湖周辺は、都会から来た車中泊の旅人が気兼ねなく時間を過ごせる、居心地の良いステイスポットといえるだろう。
続いて、「はわい温泉」と「東郷温泉」にある、それぞれの共同浴場をご紹介。
はわい温泉
ハワイゆ〜たうん

広々とした浴槽を備えた、モダンな外観の共同浴場。ガラス張りの高い天井から光が差し込み、畳敷きのレストルームで手足を伸ばして寛げる。
【電話】0858-35-4919
【料金】大人450円
【営業時間】 9時〜21時(受付最終20時30分)
【定休日】 木曜日
東郷温泉
ゆアシス東郷 龍鳳閣

東郷温泉にある公共の日帰り温泉施設で、館内は水着着用のバーデーゾーンと、水着不要の中国風呂に分かれている。道の駅燕趙園から近く、食事もできるのでお勧めだ。
【住所】東伯郡湯梨浜町引地560-7
【電話】0858-32-2622
【料金】
全館利用:大人1070円
中国風呂のみ:大人450円
【営業時間】
バーデゾーン(水着利用):10時〜21時
中国風呂:10時〜21時30分
【休館日】 第4火曜日

なお東郷湖周辺のレジャー情報は、こちらのサイトに詳しく紹介されているので、必要な方は参考にどうぞ。
メジャーな観光スポットには興味がないという人には、けっこう合うかも(笑)。
はわい・東郷温泉の車中泊事情

「東郷湖」の周辺には、3件の道の駅と1件の無料駐車場の、合わせて4件の車中泊に適した場所がある。
土地勘のない初めての人は、その中から山陰道のサービスエリアを兼ねる、この「道の駅 はわい温泉」を選択しやすいと思うのだが、ここは3つの道の駅の中ではもっとも古く、今となっては中途半端な存在になっている。
そのため、東郷温泉に近い「道の駅 燕趙園」のほうがお勧めだ。
ここではひとり500円で、中国雑技団の変面やアクロバテックショーも見られる。
また少し離れるが、2025年にはかつての「道の駅 北条公園」が移転リニューアルされ、「道の駅 ほうじょう」として見違えるほど高規格な施設に変貌している。
ただ東郷湖の景色と自由度を優先したい人には、「めぐみのゆ公園」の無料駐車場がいいだろう。
倉吉・三朝温泉 車中泊旅行ガイド
車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門
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