「江〜姫たちの戦国〜」 浅井三姉妹のプロフィール

浅井三姉妹 江~姫たちの戦国~
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「日本クルマ旅先100選」 ~テーマはディスカヴァー・ジャパン~
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年9月現在の「日本クルマ旅先100選」をご紹介。
スポンサード・リンク

戦国の三英傑と深いかかわり

浅井と書いて「あざい」と読む。

道の駅の名に使われている「浅井三姉妹」は、織田信長の妹・お市の方と、このあたりを統治していた土着の大名、浅井長政との間にできた三人の娘だ。

父の長政は、信長が妹のお市を嫁がすほどの厚い信頼を得ていたが、織田家と朝倉家がぶつかった際に、先祖から親交のあった朝倉家との義理に縛られ、やむなく信長に反旗を翻す。

小谷城跡-浅井長政自刃の地

長政の裏切りによって退路を断たれ、九死に一生を得て岐阜に逃げ戻った信長は、その逆襲に燃えて姉川で浅井勢を猛攻する。

敗れた長政は、小谷城の落城とともに自刃するが、その前に母子4人は秀吉によって無事に小谷城から救出された。

北之庄

その後、お市は三姉妹とともに織田家の重臣・柴田勝家に嫁ぐ。

しかし勝家は、本能寺の変で信長が討たれた後の後継者争いで秀吉に敗れ、お市の方は越前(現在の福井)の北ノ庄城で勝家とともに果て、三姉妹は再び秀吉の手で救い出され、しばらく大阪城で暮らすことになる。

むしろ、ここからが三姉妹の波乱の人生の幕開けだ。

その後、長女の「茶々」は秀吉の側室となり、次女「初」は京極家に嫁ぎ、三女の「江(ごう)」は徳川二代将軍秀忠の正室となって、徳川三代将軍・家光を授かる。

江のドラマ館

信長と秀吉が生きた時代を描いた大河ドラマでは、ほぼ確実に登場するだけに、周知の人も多かったと思うが、その最たるものが、2011年に放送された「江〜姫たちの戦国〜」だろう。

ちなみにキャストは、大河ドラマの記念すべき「代50作目」ということで、豪華絢爛。

江(上野樹里)
淀(茶々)(宮沢りえ)
初(常高院)(水川あさみ)
織田信長(豊川悦司)
市(鈴木保奈美)
浅井長政(時任三郎)
徳川秀忠(向井 理)
柴田勝家(大地康雄)
豊臣秀吉(岸谷五朗)
明智光秀(市村正親)
おね(大竹しのぶ)
徳川家康(北大路欣也)

それは、裏返せば「浅井三姉妹」が放つ「経済効果」の大きさを物語っている。高い視聴率は、それにまつわるすべての経済活動に波及する。時代劇における「浅井三姉妹」は、「坂本龍馬」や「西郷隆盛」に匹敵するか、2人を凌ぐ「ドル箱スター」かもしれない(笑)。

坂本城址公園

最後に。

2020年の大河ドラマには再び戦国時代が帰ってくる。「麒麟がくる」の主人公は明智光秀で、久しぶりに琵琶湖近辺が賑わいそうだ。

必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集 
タイトルとURLをコピーしました