淡路島名物「干たこ」で作る、極上のたこ飯レシピ

郷土料理
「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊グルメガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、20年以上かけて味わってきた全国のソウルフード&ドリンクを、レシピに老舗・行列店を交えて紹介します。
「ニッポンのソウルフード」を味わい尽くす。
車中泊で日本各地のご当地グルメを味わいたい人に向けたガイドです。
スポンサード・リンク

天日干しで、タコに「旨味成分」を凝縮

明石海峡で捕れる魚介で、鯛と人気を二分するのがタコだ。

瀬戸内海は潮の速さや流れが激しく、海底の砂が巻き上げられる。その砂に含まれるたくさんの栄養によってプランクトンが発生し、そのプランクトンをエビやカニが食べに来る。

明石のタコ

それらを餌にしているタコは、潮流に揉まれて身がひきしまり、エビやカニを食するために、噛めば噛むほどに香ばしい旨味と独特の食感が味わえる…

これが「明石のタコ」がうまいとされる「原理」である。

干たこ

その「明石のたこ」をさらに極めた食べ方が、昔から淡路島に伝わる「干たこ」らしい。

海産物は天日干しすることでタンパク質の一部がアミノ酸に分解され、旨味成分が凝縮されることは知られているが、こんなタコの干物は初めてみた(笑)。

また「干たこ」をたこ飯に使うと、ご飯が炊き上がって時間が経っても生臭くならないメリットもあるという。

「干たこ」のたこ飯 レシピ

①「干たこ」一枚を水洗いして、はさみで適当に切り、できれば一晩(最低2~3時間)、「干たこ」が漬かる量の水につける。

たこ飯

時間が経つと、漬け汁に旨味が染み出してくるのが分かる

②戻し汁に昆布を加え、さらにしょうゆ、みりん、酒を入れてダシを作る。
③炊飯器に3合の米と、ダシ・「干たこ」・土しょうがの千切りを加えてご飯を炊く。なお、「干たこ」を入れても水加減はいつも通りでOK。

干タコのたこ飯

干タコのたこ飯

炊き込みご飯とは違い、あまり具材を加えずシンプルに作るほうが、「干たこ」特有の旨みが際立つ。「干たこ」には驚くほどの柔らかさが戻っていた。

なお、この「干たこ」は、淡路島の「道の駅 福良」で買える。

淡路島 車中泊旅行ガイド

淡路島 車中泊

淡路島 車中泊旅行ガイド
淡路島の魅力と概要を分かりやすくご紹介。
鳴門のうずしお
「鳴門のうずしお」を確実に見る方法
ニーズに応じた見学方法を適切にご紹介。
淡路島の無料観光スポットガイド
お勧めの無料の観光スポットをご紹介。
淡路島の車中泊事情&車中泊スポット
クルマ旅のプロが適切な情報を具体的に解説。
淡路島 関連記事一覧
淡路島 関連記事一覧
これまでに取材してきた、淡路島に関連する全て記事の一覧です。

日本全国 車中泊旅行ガイド

車中泊でクルマ旅

大人のための車中泊入門サイト

フェイスブック
インスタグラム

この記事がよく読まれています。

車中泊のクルマ旅は、日本の新しい「旅のカタチ」
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、車中泊で旅する魅力をご紹介しています。
車中泊で使える、クルマ・グッズ・スポットよりも大事な3つの話 2023年5月
この道25年の現役のクルマ旅専門家が提唱する、「車中泊の本質」「車中泊の流儀」「車中泊の定義」の3つの話を、分かりやすくまとめてご紹介。
道の駅での車中泊は、”禁止”ではなくルールを守れば可能です。【車中泊専門家が解説】
車中泊歴25年のクルマ旅専門家が、2024年1月現在の「道の駅での車中泊が許されるルールと理由」を詳しく解説しています。
RENOGY(レノジー)リチウムイオン・サブバッテリーの取り付けと載せ替える際の注意点と依頼先
この道25年の現役クルマ旅専門家がまとめた、RENOGY(レノジー)のリチウムイオン・サブバッテリーの、取り付けと載せ替える際の注意点と依頼先の情報です。
オートパッカーの「プロモデル」キャンピングカー ”ハイエースWiz”
車中泊旅行歴25年の現役のクルマ旅専門家・稲垣朝則が実践している、車中泊旅行スタイル「Auto-Packer(オートパッカー)」の、”プロモデル”として使われているハイエース・キャンピングカーWizの実使用レポートです。
タイトルとURLをコピーしました