この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
釣った魚をその日に食べたい人にお勧めの「ウェルネスパーク五色オートキャンプ場」は、良心価格で温泉併設の高規格オートサイト。
「ウェルネスパーク五色・高田屋嘉兵衛公園」は、淡路島西岸にある島内指折りの大型レジャー施設だ。
播磨灘を一望する広大な園内には、写真の「洋ランセンター」・日帰り温泉「五色温泉ゆ~ゆ~ファイブ」・公共の宿「浜千鳥」とログコテージ、さらにアスレチック施設と、これから紹介する高規格オートキャンプ場がある。
なお、この公園に眠っている「高田屋嘉兵衛」については、以下の別記事にまとめてある。
ウェルネスパーク五色オートキャンプ場
区画サイトにはそれぞれAC電源と流し台がある。
見た目には広そうだが、この中にクルマも停めなければならず、実際に入れてみるとこうなった。
いつものように家内とふたりでサイドオーニングしか出さないのなら十分だったが、この日は家族4人で出かけたため、シェルターを使用。
それを別アングルから見てみると…
もはやテントを張るスペースはなく、シェルターの中にコットを出して寝ることにした。なるほど、スノーピークのキャンパーがいないはずだ(大笑)。
とはいえ、ここは安い。
「入場料」のようなワケのわからない料金はなく(笑)、何人で来ても電源代込みの4110円。平日なら3600円になる。
ウェルネスパーク五色 オフィシャルサイト
こちらは敷地内にある日帰り温泉施設の「五色温泉ゆ~ゆ~ファイブ」。
さて。筆者が今回このキャンプ場を利用した理由は、これ。
淡路島の西海岸には、トイレがあって空いている無料の釣場がある。
日帰りでもいいのだが、「なめろう」が食べたいと云うのでキャンプをすることに。娘は小さい頃からやっているので、サビキだけはうまい(笑)。
少しばかりの親孝行と、ささやかな夢を叶えて彼女はこのあと嫁いでいった。
といっても、住んでいるのはうちからわずか10分ほどのところ(笑)。もう1年もすれば、孫娘を釣れて「親子三代」で行けとでも言い出すのだろう。
京阪神から近く、適度に自然が残る淡路島のキャンプ場は、こういう遊びを継承するにはいいところだ。近くには車中泊ができる釣りスポットもある。