この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「道の駅 ようか但馬蔵」は、竹田城跡に近くて、温泉まで歩いて行ける道の駅
道の駅 ようか但馬蔵【目次】
「道の駅ようか但馬蔵」のロケーション
「道の駅ようか但馬蔵」は、「北近畿豊岡自動車道」の八鹿氷ノ山ICからすぐ近くのところにあり、竹田城跡まで約25分、出石町まで約30分と、但馬の有名な観光地へのアクセスに秀でている。
徒歩圏内にコンビニのファミリーマートと、裏手の高台に日帰り温泉施設のとがやま温泉「天女の湯」があるので、車中泊の利便性も備えている。
また城崎温泉から丹後半島方面に通じる国道312号と、湯村温泉から鳥取砂丘方面に通じる国道482号の分岐点にあるため、一度小休止して旅の行き先を吟味にしたい際にも都合がいい。
さらに近くにはハチ北高原や神鍋高原があり、四季を通じて車中泊旅行者の姿が絶えない。
ちなみに「ようか」は、漢字で「八鹿」と書く。
読みにくいため「かな表示」にしていると思うが、道路標識は漢字のままなので、最初は意味がよくわからなかった(笑)。
「道の駅ようか但馬蔵」の施設
駐車場は広くて概ねフラット、普通車は100台以上収容できるキャパがあるので、簡単に満車になることはない。
足湯と観光案内所があり、落ち着けるという意味では、同じ道の駅でも「但馬のまほろば」や「但馬楽座」よりも条件は良く、少し早めに行っても退屈することはなさそうだ。
また飲食と物販にも力を入れており、特産の但馬牛を使った多種多様な加工品も品揃えしている。
よく目立つ場所に配置された可燃物のゴミ箱も高感度大だ。
「道の駅ようか但馬蔵」の車中泊好適度チェック!
「道の駅ようか但馬蔵」 最寄りの温泉と周辺の買物施設
とがやま温泉 天女の湯
道の駅の駐車場から見える山の中腹にあり、徒歩でも行ける。ただし往きはかなりの上り坂なので、夏場と積雪時、さらに道の駅の駐車場が空いている時は、クルマのほうが楽ができてお勧めだ。
☎ 079-665-6677
大人700円
10時~21時30分(受付最終20時45分)・木曜(1・2月は第3木曜)定休
コンビニ
ファミリーマートまで200メートル
スーパーマーケット
鮮魚の品揃えがいい「フレッシュバザール八鹿店」まで約2.7キロ。
その手前には「スーパーセンタートライヤル」もできている。