有馬温泉の歴史と共同浴場&割引券

有馬温泉
「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
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太閤殿下の「湯治場」

六甲山の北側に位置する有馬温泉は、「関西の奥座敷」と呼ばれ、大阪からクルマで1時間足らずのところにある。

有馬温泉の歴史

有馬温泉の歴史

有馬温泉は、白浜温泉(和歌山)、道後温泉(愛媛)とともに「日本三古湯」として、「日本書紀」にその名を連ねる「古湯の中の古湯」だ。

その後も様々な人物が「三名泉」だの「三古泉」だのと書き残しているが、要は昔から有馬のお湯は、皇族・貴族・武士・文化人らに愛され続けてきた。

太閤秀吉像

中でも、とりわけ愛着の深かった人物が「太閤殿下」の豊臣秀吉だ。

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金泉・銀泉

有馬温泉 金泉

有馬温泉には2種類のお湯がある。

ひとつは鉄分を含む含鉄強塩泉で、空気に触れると酸化して独特の赤茶色に変化するため、「金泉」と呼ばれている。いっぽう空気に触れても変色しない二酸化炭素泉は、「金泉」に対して「銀泉」と呼ばれる。

注目すべきは、写真の「金泉」だ。

なぜ火山が近くにないにもかかわらず、摂氏100度近い高温泉が湧き出すのか、また海から遠く離れているにもかかわらず、なぜ海水の約1.4倍もの濃度を持つ強塩泉が生まれるのか…

金の湯

入湯割引

2館共通券

あまり知られていないようだが、有馬温泉には「金の湯」と「銀の湯」で使える共通割引券(2館券:個別1200円→850円)がある。

さらに「太閤の湯殿館」を加えた3館券(個別1400円→1000円)もある。
※料金は2019年6月現在

ただしいずれも専用の駐車場はない。クルマは温泉街にあるどこかの有料駐車場に停め、そこから歩いてアクセスする。
有馬温泉の日帰り駐車場 まとめ
有馬温泉にキャンピングカーで出かける際の、広くて停めやすい駐車場をまとめてご紹介。
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太閤の湯
2019年4月リニューアル・オープン

太閤の湯

温泉街を歩くよりも、ひとつの施設でのんびり過ごしたいという人には、「金泉」と「銀泉」が館内に揃う大型温泉施設の「太閤の湯」に行くという選択肢もある。

太閤の湯オフィシャルサイト

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