「湯ったりパック」が魅力的 「有馬の工房」

有馬の工房 ミュージアム
「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
スポンサード・リンク

休憩だけでなく、宿泊もできる「穴場」

温泉寺の向かいに建つ「有馬の工房」は、「旧有馬保養所」の建物を改修し、2003年6月に作られた複合型の観光拠点で、外湯めぐりやハイキングの後など、少し休憩したい時に気軽に利用できるお勧めのスポットだ。

有馬の工房

有馬温泉の歴史や文化を紹介する温泉ギャラリー、有馬籠や人形筆を常設展示している多目的ホール、さらには蕎麦のイートインと、リーズナブルな休憩・宿泊施設で構成される。

お気づきの通り、「有馬の工房」はネーミングで「損」をしている。

有馬の工房

伝統工芸品の常設展示そのものは、わかりやすくていいと思うが、有馬に初めてやってくるお客様は、名高い温泉に期待をしてくるわけで、工芸品を求めてくる人はほとんどいない。

であれば「休憩施設としての顔」を前面に打ち出してくれたほうがいい。

前壽庵のごんそば

イートインの「全寿庵ごんそば」自慢のたたら蕎麦。あえて詳しくは記さないが(笑)、食べるなら温蕎麦ではなく、冷たい蕎麦のほうが美味しいと感じた。

スポンサード・リンク

実はこの施設には、「有馬温泉観光交流センター」という別名がある。

湯ったりパック

そして、こんなお得なサービスも提供している

にもかかわらず、有馬温泉観光交流センターの公式サイトは見当たらず、他者にそのPRを依存しているのだからタチが悪い(笑)。

有馬小宿とうじ

ここで車中泊の旅人が見落としてはならないのが、2階の休憩室と3階の宿泊施設だ。以下を読めば、筆者の言い分がよく分かると思う。

休憩室の通常利用料金は、1時間につき和室1,000円・洋室700円だが、「湯ったりパック」を利用すれば、1人1,100円で休憩室が2時間使え(2名1室)、なんと「金の湯」にも入浴できる。お弁当の持ち込みもできるので、のんびり派にはけして悪くない選択肢だ。

また3階にあたる有馬旅館組合直営の「有馬小宿とうじ」は、素泊まりで客室内にお風呂とトイレはついてないものの、日によっては2人1室9,000円(一人あたり4,500円)で「金の湯」「銀の湯」が、宿泊キーを提示するだけで何度でも入り放題になる。

ミニバンや軽自動車の車中泊旅行者には、検討の余地があるプライスかも。

徒歩でも使えるグーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。
スポンサード・リンク

 

必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集 
タイトルとURLをコピーしました