有馬温泉の共同浴場 金の湯

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有馬の「元湯」

金の湯 有馬温泉

有馬の「元湯」とも呼ばれる「金の湯」は、有馬温泉にある神戸市営の温泉入浴施設で、古くからあった公衆浴場「有馬温泉会館」を改築し、2002年に開館した。

金の湯 源泉

「金の湯」のお湯は天神泉源(泉温96.2度)と、有明泉源1号泉・2号泉(泉温82.4度)を混合した濃度の高い金泉で、強塩泉のために鉄分が酸化して赤茶色に濁っている。

驚いたことに、金泉は地下約6キロのところにあるマントル上部の岩盤に封じ込まれた、およそ600万年前の太平洋の海水であることが判明した。
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この日本有数の高張泉は、長湯をすると湯あたりを招きやすい。

そのため「金の湯」では10~50%加水して掛け流しにしている。また衛生管理のため塩素系消毒剤が使われている。

金泉

「金の湯」のpH値(液性)は6.3で弱酸性。

殺菌効果があるため、感染性皮膚疾患や慢性湿しんに効果がある。また塩分が肌に薄い皮膜をつくることから、保湿効果が持続するという。

さらに保湿効果の高い「メタケイ酸」の含有量が、136.9ミリグラムと多い点も女性には嬉しい話だ。

ただしそのままお風呂から上がると、皮膚がヒリヒリするかもしれない。心配なら、ここでは上がり湯を浴びてから服を着たほうがいいだろう。

金泉の足湯

玄関横には無料の足湯がある。

飲泉場(銀泉)

なお、金泉は飲泉には適さないため、金の湯の前にある飲泉場には42.3度の太閤泉源(銀泉:ナトリウム塩化物泉)が引かれている。

この泉源は昭和41年に枯渇し廃止されたが、阪神・淡路大震災後に再び湧出したという。

金の湯 公式サイト
住所:神戸市北区有馬町833
電話:078-904-0680
営業時間:午前8時~午後10時(最終入館は午後9時30分まで)・定休は第2火曜日(祝日営業、翌日休)及び1月1日
大人(中学生以上) 650円

割引について

2館共通券

2館券(金の湯・銀の湯):個別1200円→850円
2館券+太閤の湯殿館:個別1400円→1000円

※毎月第2水曜日はレディースデイ(対象:大人女性)、第4水曜日はシルバーデイ(対象:65歳以上、証明書要)で、対象者は入浴料金半額になる。

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