「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
スポンサード・リンク
それは「炭酸煎餅の元祖」ならではのサービス
昔から京阪神に住む人間に有馬温泉の名物土産を尋ねたら、十中八九が「炭酸煎餅」と答えると思う。
なぜなら、このお菓子は歯ざわりがよいうえに、老若男女にマッチする適度な甘さに仕上げてある。つまり、誰にあげても「嫌がらずに食べてもらえる」。
裏返せばほとんどの人が、一度や二度は知人や親戚から「もらった経験がある」というわけだ(笑)。
しかも安くて、持ち帰るのに軽いとくれば、「敵なし」になるのも頷ける。
スポンサード・リンク
だが、そんな「炭酸煎餅」にもブランドは存在する。
それがこの「炭酸煎餅の元祖」で知られる三津森本舗だ。湯本坂にあって、一際目を引く店構えをしているので、記憶にある人も多いと思う。
三津森本舗のホームページによれば、炭酸煎餅は小麦粉・片栗粉・砂糖・塩を炭酸水で練り、薄く焼き上げたお腹に優しい食品で、製造当初は離乳期の赤ちゃんや術後の老人の「病院食」に採用され、ずいぶん喜ばれたという。
だが、それゆえにブランドになったというワケではなさそうだ。
スポンサード・リンク
車中泊ならではといえる、有馬の愉しみ方をご紹介。
三津森本舗の炭酸煎餅の魅力は、「手焼き」にあるという。
しかし、観光客で機械焼きと手焼きの「味の違い」がはっきり分かる人は稀だろう。となると、キーワードは「味」じゃない。
三津森本舗の暖簾をくぐると、まずは愛想よく焼きたての炭酸煎餅を手渡してくれる。今は試食に感動する人間は少ないと思うが、「焼きたて」には誰でも心が揺れる。
なぜなら、そこには日本人が好む「さりげないおもてなしの精神」が宿っているからだ。実はこれが、店頭で炭酸煎餅を焼く三津森本舗にしかできない、オンリーワンのサービスだ。云われなければ気がつかないが、聞けば「なるほど!」という話だった。
ただし、有馬温泉には三津森の店舗が9軒あるが、焼きたてが試食できるのは、湯本坂の三津森本舗だけとのこと。
スポンサード・リンク
車中泊ならではといえる、有馬の愉しみ方をご紹介。
車中泊で行く有馬温泉「居心地度」チェック!
車中泊で有馬温泉を訪れたい人に向けた詳細情報の「おまとめページ」です。
有馬温泉 温泉地の概要と車中泊事情
クルマ旅のプロが、有馬温泉の共同浴場・グルメ・見どころと車中泊事情を詳しく解説しています。
タイトルとURLをコピーしました