「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
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「日本クルマ旅先100選」 ~テーマはディスカヴァー・ジャパン~
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年9月現在の「日本クルマ旅先100選」をご紹介。
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交通規制が行われるのは満開の週末のみ。駐車場はないが「駐車スペース」はある
京阪神在住の人間なら、琵琶湖きっての桜の名所、「海津大崎」の名前を知らない人は少ないと思う。
およそ800本のソメイヨシノが、湖岸に約4kmにわたる桜のトンネルを描く様子は、まさに琵琶湖の春の風物詩。「日本のさくら名所100選」に名を連ねるだけのことはある。
だが、それゆえに人が押し寄せる(笑)。
そのためインターネットを見る限り、今は満開になれば通行規制が行われ、マイカーでのアクセスは事実上不可能のようにアナウンスされている。
しかし海津大崎園地は、通年マイカー乗り入れ禁止ではない。
高島市の観光情報などのウェブサイトを見て、勘違いしないでいただきたいのは、交通規制が行われるのは、満開の週末のみということと、駐車場はないが「駐車スペース」はあるということだ。
往々にして世の中のウェブサイトや観光パンフレットは、渋滞やトラブルを恐れるがあまり、週末に来る人に向けの「偏った」情報になっている。
それは分からないでもないが、世の中には平日に休みが取れるサラリーマンもいれば、毎日休みのご老公様だっている。
そういう人たちが、今の情報ソースから正しい事実を知りようがないというは、あまりにも公平さに欠ける気がした。
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具体的に云うと、一番広い駐車スペースはこの臨時トイレの横にあり、10台程度は置ける。
そこが満車なら、20メートルほど進むと園地の脇にもポツポツと停められる。ただしMAXでも20台ほどだ。
ちなみに海津大崎をそのまま湾に沿って先に進めば、やがて無料の観光道路「奥琵琶湖パークウェイ」の入口が現れる。頂上のつづら尾展望台からの眺望は素晴らしく、そのまま余呉・木之本に抜けることも可能だ。
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