金閣寺の見どころ&撮影ポイントガイド

金閣寺 紅葉 京都市内
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
テーマはディスカヴァー・ジャパン 「日本クルマ旅先100選」
クルマ旅専門家・稲垣朝則がセレクトした、国内で車中泊クルマ旅にお勧めの「ベスト100エリア」をご紹介。
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「金閣」と「鹿苑寺」の由緒にご注目。

世界遺産 金閣寺

鹿苑寺(ろくおんじ)という正式な名を持つこの禅宗の寺院は、黄金に輝く舎利殿(金閣)が有名なことから、「金閣寺」の愛称で親しまれている。

「金閣」になる前の舎利殿は、鎌倉時代の公卿・西園寺公経(さいおんじ きんつね)の別荘だった。それを室町幕府の三代将軍・足利義満が譲り受け、金箔に包まれた「山荘北山殿」に改築した。

金閣寺

隠居した義満の邸宅とはいえ、当時の規模は御所に匹敵し、政治中枢のすべてがここに集約されていたというから驚きだ。

もしかすると、「一休さん」が新左衛門に伴われて将軍様に謁見していたのは、「花の御所」ではなく「山荘北山殿」だったのかもしれない(笑)。

実は一休さんと足利義満の関係には「えっ!」と驚く説があり、金閣寺の説明よりも、そちらのほうが興味深いかも(笑)。なんと、一休さんは将軍様の「孫」だったというのだ。詳しい話が知りたい人は、最後にこのサイトを見るといい。
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さて。「金閣寺」をきちんと理解するには、「金閣」と「鹿苑寺」を分けて知ることが大切だ。

そこでまずは舎利殿「金閣」について詳しく解説しよう。

金閣 

「金閣」は建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築で、1層は寝殿造りで法水院(ほうすいいん)と呼ばれ、 中央に宝冠釈迦如来像、向かって左に足利義満像が安置されている。

また2層は武家造りで潮音洞(ちょうおんどう)と呼ばれ、 岩屋観音像と四天王像が安置されている。

金閣

禅宗仏殿造りの3層は究竟頂(くっきょうちょう)と呼ばれ、そこに仏舎利を置いたことから舎利殿と呼ばれた。

屋根は椹(さわら)の薄い板を重ねた柿葺(こけらぶき)で、上には鳳凰が飾られている。

煌びやかな「金閣」は、室町時代前期の北山文化を象徴する建築物とされているが、裏返せばそれは、足利義満が築き上げた強大な権力の証でもある。

一説によれば、山荘北山殿は極楽浄土をこの世に現したといわれており、「金閣」は鎌倉幕府から続く質実剛健な武士の文化を、華やかな都貴族の文化に融合させる舞台としての役割を担っていたという。

金閣寺

築後500年以上にわたって動乱や戦火を免れてきた「金閣」は、1950年(昭和25年)に、まさかの放火で焼失する。

だが、その5年後の1955年(昭和30年)に再建され、1987年(昭和62年)には金箔の張替えと天井画の復元が行われた。

そして迎えた1994年(平成6年)、ユネスコの世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産として登録され、現在に至っている。

今度は「鹿苑寺」の話だ。

相国寺

山荘北山殿は義満の死後、遺言によってお寺となり、義満の法号鹿苑院殿から二字をとった「鹿苑寺」と名づけられた。

現在は臨済宗相国寺派に属し、相国寺の山外塔頭(たっちゅう)として、本山の僧侶が任期制をもってその運営と後世への継承にあたっている。

金閣寺の紅葉

ここからは、あえて「金閣寺」と呼ぶ、その見どころをご紹介。

まず紅葉だが、「金閣寺」で一番紅葉が美しいのは、総門から鐘楼にかけての一帯だろう。

金閣寺の紅葉

残念ながら、紅葉がらみの「金閣」が撮れるいいポジションはない。

逆さ金閣

鏡湖池(きょうこち)に映る「逆さ金閣」。

撮影ポイントは、通路が鏡湖池にぶつかる三叉路を「方丈」と反対に曲がったところだが、たぶんカメラを構えた人間が大勢いるのですぐに分かる。

なお京都の大半の寺社では、既に三脚の使用が禁止されているので、持参するだけ無駄になるので気をつけよう。

陸舟の松

帆掛船の形をした「陸舟の松」は、足利義満が自ら植樹したと伝えられており、樹齢はおよそ600年。

ちなみにその他の足利義満ゆかりのものとしては、お茶の水に使ったと伝えられる銀河泉(ぎんがせん)と、手洗いに用いたと伝えられる厳下水(がんかすい)がある。 

金閣寺
603-8361京都市北区金閣寺町1
☎075-461-0013
拝観時間:午前9:00〜午後5:00
拝観料:大人(高校生以上)400円
駐車場
09:00-17:00  60分 300円

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