総業300余年の歴史を誇る、出石皿そばの元祖「南枝本店」

出石そば南枝 出石
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「日本クルマ旅先100選」 ~テーマはディスカヴァー・ジャパン~
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年9月現在の「日本クルマ旅先100選」をご紹介。
スポンサード・リンク

信州らしい、甘みの少ないつゆが特徴

上田城

出石皿そば発祥の老舗で知られる南枝は、1706年(宝永三年)、仙石氏が信州上田城よりお国替えの折に、そば職人として家臣と共に随伴した初代店主が、当初は大黒屋の名で出石に最初のそば屋を創業。

その後、藩主より南枝の屋号を賜り、今日に至っている。 

出石皿そば 南枝

 蕎麦の実を丸挽きにした茶褐色の麺は、やや硬めで腰があり、思ったよりも滑らかな喉越しだった。つゆは関西にしては甘みが少なく、醤油がよく効いている。その点からも、ルーツが信州にあるというのがよくわかる。

小皿1枚は2.3口程度のボリュームで、もりそばのように大皿にしてみると、やや少なめの感じ。追加はお皿1枚からでも可能だ。

薬味はネギ、とろろ、うずらの卵の3種類で、筆者は家内と各2皿づつ追加して合計14皿を食した。個人的には鶏の卵よりも、うずらの卵ほうが大幅に味が変わらなくて筆者は好きだ。

最後はとろみが少ない蕎麦湯も出て、全体的にサッパリとした味わいの店という印象だった。接客も媚びたところがなくアッサリしていて、どちらかといえば関東チック(笑)。大阪のノリが苦手な人にお勧めだ。

 出石そば 南枝
兵庫県豊岡市出石町柳63 
☎0796-52-2274 
営業時間 10:30~17:00 ・毎週木曜日定休
出石皿そば(一人前)860円  追加(一皿)130円

グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。

出石バナー

出石
車中泊で行く但馬の小京都 出石(いずし)
但馬の小京都・出石の見どころと皿そばの行列店&車中泊事情に関する記述です。
出石そば 近又
出石皿そばの歴史と特徴と食べ方の極意
近畿屈指のそば処、出石の皿そばをおいしくいただくための記述です。
出石の全記事一覧
出石の全記事一覧
取材してきた出石に関連する、すべての記事の一覧です。

但馬

必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集 
タイトルとURLをコピーしました