ヘルシー志向の中高年に合う、木屋町 おばんざい TATSUNOSUKE

おばんざい 名物・特産品・地酒ほか
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「日本クルマ旅先100選」 ~テーマはディスカヴァー・ジャパン~
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年9月現在の「日本クルマ旅先100選」をご紹介。
スポンサード・リンク

木屋町にある、おばんざいで一杯やれる店

木屋町

筆者がこの店の暖簾をくぐったのは、2017年の秋。

三条京阪にあるこの駐車場にクルマを置き、そこから歩いて東山から木屋町に残る坂本龍馬のゆかりの地をめぐる企画の中で、木屋町か先斗町で一杯やりながら夕食ができる、適当な店を探していた。
京都市内で一番お勧めの車中泊スポットは「京阪パーキング三条駅前」 【クルマ旅のプロが利用法を解説】2023年4月更新
【2023年4月更新】車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「京阪パーキング三条駅前」の車中泊に関する記述です。

食事のテーマは「おばんざい」。

おばんざい

おばんざいとは

昔から京都の一般家庭で作られてきた惣菜のことで、漢字では自家製の「番茶」と同じ意味から「お番菜」と書く。

最近は京都の食文化を表す言葉として広まり、「京ごはん」のような表現を用いた食事処も増えている。

確かに中には「だし巻き卵」のように、ビールとよく合うものもあるのだが、筆者にはどちらかといえば「ご飯のおかず」というイメージのほうが強かった。

おばんざいメニュー

だが今回は「仕事」ゆえに、何とか今どき流行りの京都郷土料理「おばんざい」で、一杯やれる店を探す必要がある。

ということで「食べログ」を見まくたった結果(笑)、「まあ、ここなら行けそう」と思えた、TATSUNOSUKE(たつのすけ)に予約を入れた。

先斗町

本当は学生時代に憧れた先斗町にしたかったが、筆者が知っている店は既になくなっており、ネットでは代わりになりそうな適当な店が見つからなかった。

変化のない町のように思える京都でも、飲食の世界は熾烈なようだ。

スポンサード・リンク

さて、「木屋町 おばんざい TATSUNOSUKE」は、確かにホームページ通り 「おばんざい」が充実している正直な店だった。

この日筆者がオーダーしたのは、TATSUNOSUKEコース2000円。龍馬の余韻に浸るには、ほどよい量の晩酌だ。

驚いたのは「焼き枝豆」。

ご存知の方も多いと思うが、枝豆を塩茹でするのは栄養を捨てているのと同じで、もったいない。

ゆえに焼くか蒸して食べるのが「通」の食し方と云われている。

味は明らかに「濃い」というか、「豆」本来の味がするのだが、それが京都の飲み屋で味わえるとは思わなかった。

TATSUNOSUKE

店を切り盛りしていたのは、まだ40代になるかどうかという若い男前。立地ゆえに外人も多く、バイリンガルでないとここらでは働けないようだ(笑)。

さて。ひとしきり撮るものを撮ったら、やっと本当の食事。親父はやっぱり、こっちの方がシックリ来る(笑)。

結論として、この店は筆者と家内が来るには、ちょっと「若作り」が必要だ(笑)。アラウンド50までの馴染める場所のような気がした。

なお店から駐車場までは、ほぼ1本道で500メートルほど。多少ほろ酔いでも帰り着けるうちだろう。

木屋町 おばんざい TATSUNOSUKE
営業時間:18時~翌朝3時 ラストオーダー2時

「徒歩でも使える」グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。
タイトルとURLをコピーしました