この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「てんきてんき村オートキャンプ場」は、12月から2月までクルマ1台・1泊2000円!。カニのシーズンに利用したい格安の電源サイト
筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2008.08.08
2010.08.16
2010.10.29
2010.11.22
2010.12.31
2011.01.09
2020.04.03
2022.05.07
てんきてんき村オートキャンプ場【目次】
「てんきてんき村オートキャンプ場」のロケーション
まず、丹後半島は山陰海岸ジオパークの東の一翼をなす名所だが、「てんきてんき村オートキャンプ場」は「道の駅 てんきてんき丹後」に併設しており、そのロケーションについては、以下の道の駅の記事を参考にしていただきたい。
「てんきてんき村オートキャンプ場」の敷地からは、世界ジオパークのジオスポットに指定されている「立岩」まで歩いて行くことができ、浜では夏は海水浴、それ春と秋にはキス釣りなどが楽しめる。
もっとも海で遊べる時期は「通常料金」になってしまうが(笑)。
「てんきてんき村オートキャンプ場」の施設
「てんきてんき村オートキャンプ場」は、3月1日から11月末までは通常料金の4000円だが、それ以外の期間はクルマ1台1泊2000円ポッキリで利用することができる、通年キャンパーにはありがたい施設だ。
車中泊旅行者にとっての一番の魅力は、冬場に名物の松葉ガニを仕入れ、好きな方法で食べられることだろう。
ちょうどサイト料金の安い時期がカニのシーズンにあたるため、この使い分けは、まさにWinWinの関係といえる。
薪ストーブやダッチオーブンなどを使い、グループで利用できるのもオートキャンプ場ならではの楽しみだ。
産地で活きのよい素材を仕入れて自炊すれば、合理的に美味いものを安く頂くことができ、「地産地消」そのものにも通じる。
ちなみに買出しは、国道178号を久美浜方面に走り、夕日ヶ浦まで行くと蟹の直売店やスーパーがある。
ただし、冬の丹後は雪の積る日がある。
ゆえにカニを目的に行くのなら、解禁直後の11月から年内の初冬がお勧めだ。
真冬に行く場合は、事前に積雪の状況を確かめることと、スタッドレスタイヤの装着に加えて、今はチェーンの持参も必須になる。
さて。
「てんきてんき村オートキャンプ場」には、20Aの電源サイトが7区画ある。
ここで2500円払えば、充電はもちろん、水の排水・補給に、ゴミの処理までできるので、特にキャンピングカーには、山陰海岸を旅する際のオアシスとしての利用にお勧めだ。
ただし、ペット同伴の場合は専用サイトの利用となるので、チェックイン時にその旨を道の駅に伝える必要がある。
なお予約・受付は、「道の駅てんきてんき丹後」のキャンプ場ページで。
温泉は「てんきてんき村オートキャンプ場」の前を流れる川の向かいに、海が見える露天風呂が自慢の「国民宿舎はしうど荘」があり、サイトから浜辺伝いに歩いて行くことが可能だ。
はしうど荘
☎0772-75-2212
大人500円
平日 16時~22時(最終受付 21時30分)/土日祝・夏休み期間 13時~22時(最終受付 21時30分)
コンビニ
ヤマザキYショップまで約1.3キロ。
スーパーマーケット
約2キロのところに「にしがた間人店」がある。
「てんきてんき村オートキャンプ場」のアクセスマップ
丹後半島 車中泊旅行ガイド
「アラ還」からの車中泊


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