道の駅 瑞穂の里・さらびき 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック! 2023年12月更新

京都府の24時間ゴミ箱が使える道の駅

車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年11月現在の「道の駅 ガレリアかめおか」の車中泊に関する記述です。

「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

車中泊

この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

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~ここから本編が始まります。~

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」は、秋に丹波黒枝豆が買える道の駅。

黒枝豆

道の駅 瑞穂の里・さらびき DATA

道の駅 瑞穂の里・さらびき
〒621-0806
京都府亀岡市余部町宝久保1-1
☎0771-88-9350
営業時間
売店 9時~18時
食事処 平日 10時30分~15時・土日祝は16時30分まで
第2・第4木曜定休

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の登録日

※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。

登録回 /第14回
登録日/ 1998年4月17日

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の筆者の歴訪記録

※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。

2006.10.15
2010.02.20
2021.10.09

※「道の駅 瑞穂の里・さらびき」での現地調査は2021年10月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2023年12月に更新しています。

道の駅 瑞穂の里・さらびき【目次】

道の駅瑞穂の里・さらびき

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の
ロケーション

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の施設

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の
車中泊好適度

「道の駅 瑞穂の里・きらびき」の
最寄りの温泉&買物施設

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の
アクセスマップ

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「道の駅 瑞穂の里・さらびき」のロケーション

篠山城

1998年にオープンした「道の駅 瑞穂の里・さらびき」は、京丹波町にある国道173号の道の駅で、名称は合併前の所在地が瑞穂町であったことに由来する。

国道173号は大阪府の池田市に通じており、大阪市内や北摂方面から下道で丹波を目指す人には、ありがたい休憩地になっている。

篠山城跡

日本100名城に登録された、兵庫県の丹波篠山市にある「篠山城跡」から、約22キロ・30分。京都府との県境を跨ぐものの、最寄りの道の駅になる。

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」は、1998年に登録された「道の駅丹波マーケス」と同じく、”丹波の老舗的な道の駅”だが、施設はよく改修されており、古さはほとんど感じないが、入浴施設が遠いのが難点だ。

道の駅 京丹波 味夢の里

加えて2015年に、わずか6キロほどのところに「道の駅 京丹波 味夢の里」ができたため、今はそちらで車中泊をする旅人のほうが多いだろう。

それにしても… 京丹波市はあまりにも密集して道の駅を作りすぎ。

このふざけた事実を、全国の旅人に教えてあげたい(笑)。

 

道の駅 瑞穂の里・さらびき」の施設

道の駅瑞穂の里・さらびき

さて。

「道の駅 瑞穂の里さらびき」は、「グリーンランドみずほ」と名付けられた多目的グランド、ホッケー場、テニスコート、グラウンドゴルフ場、プールなどがある広大なスポーツ施設の一部になっている。

宿泊可能なロッジやコテージも併設されており、どちらかといえば滞在型といえる。

道の駅瑞穂の里・さらびき

休日は直売所に並ぶ新鮮な野菜を求めて多くの人がやってくるが、性質上、「道の駅 京丹波 味夢の里」よりは落ち着ける(笑)。

黒豆大豆

「さすがは丹波」と感心させられたのが、黒枝豆の品揃えだった。

枝付きもあるが、きれいな豆だけが選別された袋入りは、飛ぶように売れていた。

値段は多少高いが、房を切るのはかなり手間なので、都会人には袋入りのほうが楽でいい(笑)。

なお黒枝豆については、以下の記事に「なぜ人気なのか」をまとめている。

道の駅瑞穂の里・さらびき

また、ぼたん鍋がソウルフードの丹波だけあって、ジビエも充実している。

道の駅瑞穂の里・さらびき

加えて食堂のメニューも、今時の道の駅にしてはリーズナブルで馴染みやすい。

筆者はおいしいものが食べたい時は、ちゃんとしたシェフか料理人のいる店に行きたいので、「道の駅グルメ」には基本的に興味がない。

ゆえに、こういう食堂のほうが好きだ。

道の駅瑞穂の里・さらびき

真ん中にポールの影が写り込んでいるため、多少みずらくなってしまったが、「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の普通車駐車場は大きく2ヶ所に分かれている。

道の駅瑞穂の里・さらびき

その中で、トイレが近くて大型車から離れて寝られる位置がマップ①のここだ。若干国道に近いものの、地面もフラットで車中泊には問題ない。

道の駅瑞穂の里・さらびき

1998年オープンのわりには、驚くほどきれいなトイレ。もちろん個室にはウォシュレットがつけられている。

真ん中の芝生は「ドッグラン」ではなく「ホッケー体験フィールド」。そりゃ、みんなが間違うのは当然だ(笑)。

道の駅瑞穂の里・さらびき

こちらが②。日中は普通車に開放しているが、夜間は大型車がやってくるので車中泊には適さない。

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の車中泊好適度

駐車場の平坦性=○
駐車場のキャパシティー=普通車:45台
ゴミ箱の有無=あり
ウォシュレットの有無=あり

旅行情報の充実度=未確認
付帯設備の充実度=○
周辺の車中泊環境=△

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」のゴミに対する対応

可燃ゴミ:屋外にあり、24時間利用可能。
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置。

道の駅瑞穂の里・さらびき

ごちゃごちゃ云わず、わかりやすい場所に可きちんと置いてある(笑)。

ちなみに、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。

「家庭ゴミ」とは、家庭で発生する、もしくは一度家庭に持ち帰ったゴミを指す言葉で、ゆえに市町村が定めた指定のゴミ袋に分別して、指定回収日に出すことが義務付けられている。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。

道の駅氷見

こう説明すれば分かりやすいと思う。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。

それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。

弁当

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、

道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。

すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

明日帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。

車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を記載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」の最寄りの温泉&買物施設

やまもりの湯
約14キロ・20分
☎079-592-0211
大人550円
土曜日・日曜日・祝日:11時―21時(受付最終2030分)
月曜日・金曜日:15時―21時(受付最終2030分)
火曜日・水曜日・木曜日 定休
駐車場150台

コンビニ
ローソンまで約2.2キロ

スーパーマーケット
「サンダイコー瑞穂店」まで約2.4キロ

「道の駅 瑞穂の里・さらびき」のアクセスマップ

マップをグーグルナビに切り替える方法
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」をタップし、画面が切り替わったら下の「ナビ開始」をタップするとナビゲーションが始まります。 高速道路か国道にするかを選びたい場合は、「ナビ開始」ボタンの左にある「経路」をタップすると表示されます。
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