この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 クロスロードみつぎ」は、地元住民の暮らしの拠点になっている道の駅
「道の駅 クロスロードみつぎ」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第27回
登録日/2001年8月21日
開駅日/2002年11月9日
筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2022.04.27
道の駅 クロスロードみつぎ【目次】
「道の駅 クロスロードみつぎ」のロケーション
「道の駅 クロスロードみつぎ」は、JR尾道駅から約17キロ・クルマで30分ほどのところにあり、距離では「道の駅 みはら神明の里」の次に近い車中泊スポットになる。
さらに山陽自動車道「尾道IC」及び、尾道自動車道「尾道北IC」へも約10分でアクセスできることから、尾道観光後に車中泊をして、翌日しまなみ海道から四国、あるいは島根県の松江・出雲方面に行かれる人にお勧めの「旅の宿」といえそうだ。
なお尾道の観光情報は、「道の駅 みはら神明の里」の記事に詳しく掲載している。
ところで。
気になる名前の「クロスロード」は、御調町(みつぎちょう)を通る主要国道の486号と184号の交差点に位置することに由来するという。
ただ県外からくる旅人は、せっかく尾道市内にあるのだから、代わりに「尾道」をつけてくれたほうが親近感が持てるのに…と感じるかもしれない。
しかし「道の駅 クロスロードみつぎ」は、あまり観光客を意識してはいないようだ。
「道の駅 クロスロードみつぎ」の施設
「道の駅 クロスロードみつぎ」には、野菜市・物産店・レストラン(そば処とんぼ)のほかに、芝生公園と子ども図書館、そしてバスターミナルが併設しており、まさに地元住民の暮らしの拠点になっている。
もし尾道の近くに他に道の駅がなければ、多少残念に思うかもしれないが、前述した「道の駅 みはら神明の里」に加えて、鞆の浦の近くにも「道の駅 アリストぬまくま」がある。
それにそもそも「道の駅 クロスロードみつぎ」が、車中泊に適していないというわけではなく、異邦人にはどこか淡々としているだけだ(笑)。
確かに「道の駅 クロスロードみつぎ」の駐車場は数ヶ所に分かれており、最初はどこに駐めればいいのか戸惑うかもしれない。
だが他と同じく、車中泊にはトイレに近い場所を選べばいい。
トイレはウォシュレットに改修済み。
可燃物のゴミ箱も24時間利用できるところに置かれている。
売店にはご当地の尾道ラーメンも。
ただここのはちょっと変わっている。やはり住民向けなのかな(笑)。
筆者がおもしろいと思ったのは、道の駅の敷地にあるこの「そば処とんぼ」。
そば3玉まで1玉と同じ料金って、どーいうこと?
試しに食べてみることにした。
さすがに3玉頼んで、残したんじゃ~かっこ悪い(笑)。
ということで2玉にしたのだが、確かにそれなりの量で配膳されてきた。そばはコシもあり、つゆは関西風でまずまず。最後まで飽きることなく完食できた。
ただし営業時間は11時~15時(ラストオーダー14時30分)。ということで夜にはありつけない。
「道の駅 クロスロードみつぎ」の車中泊好適度チェック!
【プロの寸評】
多目的用途を持つ道の駅だけに、見た目がそれらしくなく落ち着ける雰囲気ではないが、温泉やコンビニ、スーパーも近くにあって車中泊環境はよく揃っている。
たまにこういう道の駅もあるので、車中泊慣れしている人には問題のないところだと思うが、ビギナーは施設が閉店してから行くほうが、静かでいいかもしれない。
道の駅 クロスロードみつぎ オフィシャルサイト
「道の駅 クロスロードみつぎ」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
尾道ふれあいの湯
道の駅から約3キロ・7分ほど
☎0848-77-0177
おとな800円
※フェイスタオル1枚・バスタオル1枚付
10時~22時(受付最終21時30分)・不定休
コンビニ
セブンイレブンまで約400メートル
スーパーマーケット
約600メートルのところに「三谷屋 御調店」がある。
「道の駅 クロスロードみつぎ」のアクセスマップ
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