車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年4月現在の「道の駅 ゆうひパーク浜田」の車中泊に関する情報です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。


「道の駅 ゆうひパーク浜田」は、「山陰自動車道」の無料区間にある、サービスエリアを兼ねた規模の大きな道の駅
「道の駅 ゆうひパーク浜田」 DATA
道の駅 ゆうひパーク浜田
〒697-0017
島根県浜田市原井町1203-1
☎0855-23-8000
営業時間
直売所 9時~18時(店舗によって異なる)
年中無休
「道の駅 ゆうひパーク浜田」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第3回
登録日/1993年11月24日
「道の駅 ゆうひパーク浜田」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2009.05.09
2015.05.05
2022.05.05
※「道の駅 ゆうひパーク浜田」での現地調査は2022年5月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2023年4月に更新しています。
道の駅 ゆうひパーク浜田【目次】
「道の駅 ゆうひパーク浜田」のロケーション
「山陰自動車道の無料区間(別名:浜田三隅道路)」のサービスエリアを兼ねた「道の駅 ゆうひパーク浜田」は、山陽に通じる「浜田自動車道」とのジャンクション近くに位置している。
萩・出雲・広島方面とのアクセスに恵まれているため、車中泊の旅人にとっては「旅の宿」として利用しやすい道の駅だ。
また筆者のように「ゆうひパーク」の名前に釣られて、ここで車中泊を計画する人も多いのだろう。
なんてったって、車中泊に夕陽は付き物。
何ら苦労することなく、ゆっくりと見ることができる(笑)。
ちなみに約14キロ・クルマで20分ほど西に進んだところにも、同じ「ゆうひパーク」の冠がつけられた「道の駅 ゆうひパーク三隅」がある。
中にはそちらも気になる人があると思うが、「道の駅 ゆうひパーク三隅」は規模が小さいうえに駐車場には傾斜があり、車中泊環境は「道の駅 ゆうひパーク浜田」のほうがはるかに優れている。
「道の駅 ゆうひパーク浜田」の施設
まず「道の駅 ゆうひパーク浜田」の施設は、上下線共通になっている。
しかも有料道路のSAと違い、上り線と下り線の駐車場が通じているので、いずれでも車中泊ができるし、松江方面にも山口方面にも出かけられる。
駐車場はいずれもフラットで、車中泊に支障は感じられない。ただし、トイレが遠いのが玉にキズだ。
「道の駅 ゆうひパーク浜田」は1994年にオープンした道の駅だが、トイレもウォシュレットに改修されており、全体を通して古めかしさは感じない。
「地域情報案内コーナー」。
周辺の観光パンフレットがよく揃っているだけでなく、日帰り温泉のガイドが掲示してあった。
これは車中泊の旅人にはありがたい。
また「地域情報案内コーナー」は中でフードコートと通じており、「モスバーガー(20時まで)」と「麺処ゆうひ亭(18時まで)」がある。
麺処はお値段ちょっと高めかな。
ちなみに本格的な海鮮レストラン「会津屋八右衛門」は2階にある。
ただし平日はランチタイムオンリーで、夜の営業は土日祝のみ 11時~20時30分(Lo20時)となっている。
こちらは「五地想市場」と名付けられた売店。
店内は広く、土産物の品揃えも豊富で、利用客の多さを物語っていた。
とりわけ「干物」を筆頭に、浜田港で水揚げされた魚介類の加工品が充実している。
「道の駅 ゆうひパーク浜田」の車中泊好適度
「道の駅 ゆうひパーク浜田」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:屋外にあり、24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上
以前に比べると縮小されているが、24時間利用できる可燃物のゴミ箱は健在だ。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。
こう説明すれば分かりやすいと思う。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。
それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を記載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 ゆうひパーク浜田」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
リフレパークきんたの里
※約15キロ・クルマで20分
☎050-3033-1039
大人600円
10時~22時 (受付最終21時)・不定休
コンビニ
ローソン・ポプラまで約1.6キロ。
スーパーマーケット
「キヌヤ 笠柄店」まで約2キロ。
「道の駅 ゆうひパーク浜田」のアクセスマップ
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