車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年4月現在の「道の駅 ごいせ仁摩」の車中泊に関する情報です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。


「道の駅 ごいせ仁摩」は、世界遺産・石見銀山の近くにできた、RVパークを併設している高規格な道の駅
「道の駅 ごいせ仁摩」 DATA
道の駅 ごいせ仁摩
〒〒699-2303
島根県大田市仁摩町大国42−1
☎0854-88-9001
営業時間
物販 9時~18時
レストラン11時~17時
火曜・元旦定休
「道の駅 ごいせ仁摩」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第53回
登録日/2020年7月1日
開駅日/2022年1月29日
「道の駅 ごいせ仁摩」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2022.05.05
※「道の駅 ごいせ仁摩」での現地調査は2022年5月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2023年4月に更新しています。
道の駅 ごいせ仁摩【目次】
「道の駅 ごいせ仁摩」のロケーション
「道の駅 ごいせ仁摩」は、山陰道「仁摩・石見銀山IC」の出入口から国道9号に突き当たる三叉路に、2022年1月にオープンしたばかりの真新しい道の駅だ。
「ごいせ」はこの地域の方言で「いらっしゃいませ」を意味するらしいが、真新しい駅名に使う必要性は感じない。
ネット検索時に重要な役割を果たすネーミングには、「石見銀山」を使う方がいいに決まっている。
インター名を「仁摩・石見銀山IC」とするNEXCOは、ネットを熟知しているだけでなく、したたかで抜け目がない(笑)。
なお、常時最新の地図で案内されるGoogleやYahoo!ナビをお使いの人なら問題ないが、カーナビを使っている旅人には、「道の駅 ごいせ仁摩」に隣接している、この世界最大の砂時計がある「仁摩サンドミュージアム」が目印になる。
さて。
京都府の丹後半島から山口県の角島まで、日本海沿岸を自動車専用道路で結ぼうとしている山陰道は、日々延伸が進んでいくため、数年経つと道の駅の使い勝手も大きく違ってくる。
だが、それを見越して作られた「道の駅 ごいせ仁摩」は、将来的には「サービスエリア」としての役割を担っていくのだろう。
現時点の利用者数を考えると、収容数137台はまさに「身に余る数」だ(笑)。
とはいえ、ここには近くに世界遺産が控えている。
大航海時代にヨーロッパで作られた世界地図にその名が残る「石見銀山」は、「道の駅 ごいせ仁摩」から約8キロ・クルマで10分ほどのところにある。
おそらくこの道の駅で車中泊を検討している人の多くは、その「石見銀山」の見学を旅の計画に盛り込んでいるに違いない。
そこで先に、筆者が独自に車中泊旅行者向けに編集した、「石見銀山」のスペシャルガイドを紹介しておこう。
たぶん「知らなかったことだらけ」の内容だと思う(笑)。
「石見銀山」のことを下調べされた方は既にご承知だと思うが、「石見銀山」の近くには、もうひとつ「道の駅 ロード銀山」という古くからの道の駅がある。
「石見銀山」のエントランスにあたる「石見銀山世界遺産センター」までは、どちらの道の駅から行っても約20分以内で到着できる。
もちろん「ロード銀山」という名前からして、「そちらには何か石見銀山に関する特別な資料や展示があるのかな」と思う人もあるだろう。
しかし、心配ご無用。
そういうものはカケラもない(爆)。
ただ先に「石見銀山」の近くにできたため、そんな洒落た名前になっただけのことのようだ。
実は石見銀山へは、「道の駅 ごいせ仁摩」から通じる県道31号のほうがスムーズに行ける。
旅人には、それがこの道の駅の”一番のセールスポイント”になるのでは?
「道の駅 ごいせ仁摩」の施設

出典: 大田市観光協会
ドローンで撮られたこの写真で分かるように、「道の駅 ごいせ仁摩」はサービスエリアによく似たレイアウトになっている。
駐車場は概ねフラットで車中泊に支障はなさそうだが、そのためのベストポイントは、国道と大型車の駐車エリアから離れたこのあたりになる。
RVパークの前も静かそうだが、雨天時には傘が必要。だが駅舎の前なら、小雨であれば小走りで屋根伝いにトイレまで行くことができる。
たとえ傘といえども、車中泊では濡れモノを出さないようにするほうがいい。

出典:くるま旅クラブ
「道の駅 ごいせ仁摩」は、イマドキの道の駅らしく、駐車場の一画にRVパークが併設している。
写真が借り物なのは、取材時にRVパークがあったことに気づかなかったから(笑)。
見逃した筆者もおバカだが、そのくらい駐車場がデカいとも云える。
『RVパーク道の駅「ごいせ仁摩」』の場合、電源とゴミ回収の料金がコミコミで、2,750円は良心価格の部類だと思うのだが、

出典:道の駅ごいせ仁摩
道の駅の公式サイトから引用してきたこの写真を見る限り、区画のラインをはみ出して車外にイスとテーブルをセットしている(笑)。
もしこれを現実にやったら、隣人とトラブルになるのは明らかだろう。
素人が制作するからこうなるわけだが、利用するなら、あわせて「くるま旅クラブ」のサイトを見てからのほうがいい。
利用料金2,750円(ゴミ回収及び電源使用料込み)
※汚水処理・給水設備を使う場合は別途330円
チェックイン15時~18時
チェックアウト9時~10時
予約期限は1日前の18時まで・当日空き予約可
☎0854-88-9001
火曜日定休
区画5台
撮影がオマヌケな反面、24時間トイレは駅舎から独立して、RVパークに近いところに設けられている。
有料なのだから近くにあるのが当然と筆者なら思うが、道の駅にあるRVパークにはそうなっていないところが多い。
しかもここは、炊事場もちゃんと用意されているから完璧だ。
もちろんトイレの中は、ウォシュレット。
「道の駅 ごいせ仁摩」には、情報休憩室の中に観光案内所があり、常時ではないものの、コンシェルジュが駐在している。
休憩所の片隅には「おむつの自動販売機」がある。
もっとも…
外出時に予備のおむつを忘れるママはいないと思うが、関東地方の道の駅では何度か同じ自販機を見かけたことがある。
しかし東海以西では初見参。それが島根ってのは、ある意味進歩的だ(笑)。
もちろん売店だって負けてない。
どこでも扱っている野菜や土産品に加えて、「一日漁」でとれた新鮮な魚も並んでおり、島根県らしく有名な宍道湖のしじみも売っていた。
ただこの日は、めぼしい刺身は見つからず。
むしろそれらよりも目立っていたのは、雑貨類の品揃えで、写真は地元の伝統芸能「石見神楽」に使われるお面だ。
売れる売れないにかかわらず、地域密着性が求められる道の駅には、こういうものがあって然るべしだと筆者も思う。
石見神楽
日本神話を題材に、独特の哀愁あふれる笛の音、活気溢れる太鼓囃子に合わせて、金糸銀糸を織り込んだ豪華絢爛な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う、島根県西部の石見地方に古くから伝わる伝統芸能。
昔から秋祭り例祭の前夜祭として演じられてきたという。
ここであえて「石見神楽」に詳しく触れたのは、「道の駅 ごいせ仁摩」の敷地に、その舞台として使用できる野外ステージがあるからに他ならない。
それ専用というわけではないようだが、ここでは定期的に「石見神楽」の公演も行われている。
最後に。
レストランの営業は、11時~17時(ラストオーダー16時30分)。
主だったメニューを紹介すると、ごいせ御膳の2,300円(税込)を筆頭に、本日のお刺身定食1,500円・天ぷら定食1,300円・とんかつ定食1,100円…。
アジフライ定食でも1,000円と、お値段はけっこう高めだ。
軽食もカレーライス680円・もりそば680円・かけそば680円と、明らかに「観光地価格」になっている。
なお「道の駅 ごいせ仁摩」では、可燃物のゴミ箱を見つけることができなかった。
同じ島根県でも、「道の駅キララ多伎」と「道の駅 ゆうひパーク浜田」には設置されており、今後「山陰道」のサービスエリアとしての機能を担うのであれば、そこはこの2つの道の駅を見習うべきだと思う。
「道の駅 ごいせ仁摩」の車中泊好適度
「道の駅 ごいせ仁摩」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:同上
「道の駅 ごいせ仁摩」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
湯迫温泉旅館
※約1キロ・約3分
☎0854-88-2558
大人500円
10時~19時 (受付最終18時30分)・不定休
※世界遺産の構成要素「温泉津温泉」までは約11キロ・15分ほど
温泉津温泉元湯 泉薬湯
☎0855-65-2052
おとな450円
6時~20時(受付最終19時30分)・第三月曜日は15時~
不定休(GW・盆時期・年末年始は営業)
駐車場20台
コンビニ
ローソン・ポプラが約1キロのところにある。
スーパーマーケット
約1.3キロのところに「ビーバードショッピングセンター」がある。
「道の駅 ごいせ仁摩」のアクセスマップ
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