25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 東浦ターミナルパーク」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
「道の駅 東浦ターミナルパーク」は、淡路島のリピーターがよく利用する利便性の高い車中泊スポット

道の駅 東浦ターミナルパーク DATA
「道の駅 東浦ターミナルパーク」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第17回
登録日/2001年8月21日
「道の駅 東浦ターミナルパーク」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2008.05.17
2015.02.07
2015.09.27
2016.04.24
2020.10.31
2022.04.16
2023.03.04
2025.11.08
「道の駅 東浦ターミナルパーク」での現地調査は2025年11月が最新です。
道の駅 東浦ターミナルパーク【目次】

「道の駅 東浦ターミナルパーク」のロケーション

「道の駅 東浦ターミナルパーク」は、淡路島の東岸を走る国道28号沿いにある。
ほかの3つの道の駅に比べると、観光地からは外れているが、入浴施設とスーパーに近く、”旅の宿”として利用するには便利だ。

また歩いて行けるところに「浦県民サンビーチ」があるので、ペット同伴の旅行者にも、散歩がしやすく適していそう。

「道の駅 東浦ターミナルパーク」は、一見すると規模・敷地ともに大きな施設に見えるが、ガーデニングセンター、東浦バスターミナルなど、車中泊とはあまり関連のない大型施設が隣接している。

料金ゲートのあるメインの駐車場は、バスターミナルの客を装った放置車両や、自宅駐車場代わりに使う人が多く見られたことから有料化されたという。
ただし、有料スペースも2時間までは無料で使える。

駐車場は国道から離れており、平坦で夜はすこぶる静かだが、注意すべきは駐車場の収容台数だ。
ガイドブックやホームページには、普通車の駐車台数が360台と記されているが、「道の駅 東浦ターミナルパーク」の車中泊に使える「実質駐車台数」は約120台。
建物の一階にある24時間トイレに近い上の場所には、40台ほどのスペースしかない。

2001年に登録された古めの道の駅だけに、ウォシュレットは多目的トイレにのみ用意されている。

ただ24時間利用できる可燃物のゴミ箱は完備されており、車中泊に必要な環境がほどよく揃っていて、居心地はそう悪くない。
とはいえ「道の駅 あわじ」にあるような、室内の休憩所や情報室は見当たらず、屋外にテーブルとベンチが置いてあるだけで親切さは感じない。
「別に泊まっていくのは自由だけどね」みたいな(笑)。

さて。
「道の駅 東浦ターミナルパーク」の名物といえば、この大きなプレス機で焼かれる1280円の「たこの姿焼き」。

焼き上がると、食べやすいように店員さんがハサミでカットしてくれる。
イカもあるが、地元の人の話ではタコのほうが旨いらしい。

また「道の駅 東浦ターミナルパーク」には、さきほどの物産館のほかに、カフェとたこ焼きのテイクアウト店、そして土産品が揃う「ゆめの浜」の3つの店がある。

さらに一番端には、サイクリストに人気も高い淡路島らしく、本格的なスポーツサイクルのレンタルショップ「バイシクル ハブ あわじ」が入居している。

最後は、「道の駅 東浦ターミナルパーク」に隣接する産直市場「フローラルアイランド」をご紹介。

ここは観光客より地元の住人を意識している産直市場で、特産品の玉ねぎだけでなく、旬の野菜も数多く取り揃えている。
取材した日はちょうど筍のシーズンで、「朝堀り」がリーズナブルな値段で手に入った。糠もいっしょについているので、キャンプ場なら買ったその日にゆがくことができる。

また野菜だけでなく淡路牛も売っている。
なお「淡路牛」には、兵庫県産黒毛和牛の但馬牛を原材料とする「淡路ビーフ」と違って、ホルスタインや交雑種の肉も含まれるので、勘違いしないようにしよう。
サシがき入ったこの写真は、たまたま但馬牛の「淡路牛」だったのかも(笑)。
「道の駅 東浦ターミナルパーク」の車中泊好適度チェック!
「道の駅 東浦ターミナルパーク」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:屋外にあり24時間利用可
缶・ビン・ペットボトル:同上
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 東浦ターミナルパーク」の最寄りの温泉&周辺買物施設
東浦花の湯
クルマで約5分
☎0799-74-0101
おとな800円
11時~22時(受付最終21時)
第2火曜 定休
コンビニ
ローソンまで約350メートル。

スーパーマーケット
「マルナカ東浦店」まで約1キロ。
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