桜が見頃の「海津大崎」 交通規制と駐車場&アクセスガイド【クルマ旅のプロが解説】

桜の海津大崎
25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、琵琶湖屈指の桜の名所「海津大崎」の、交通規制と駐車場及びアクセスに関する詳しい情報です。

「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊旅行ガイド



この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

車中泊のクルマ旅は、新しい日本の「旅のカタチ」
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、車中泊で旅する魅力をご紹介しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。



~ここから本編が始まります。~

琵琶湖屈指の桜の名所「海津大崎」で交通規制が行われるのは満開時の週末のみ。現地に駐車場はないが「駐車スペース」はある。

海津大崎

「海津大崎」の筆者の歴訪記録

※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。

2010.01.28
2014.04.11

2019.07.11
2022.06.22
2026.05.06

「海津大崎」での現地調査は2026年5月が最終です。

海津大崎

海津大崎 カヌー

「海津大崎」の概要と
ロケーション

「海津大崎」の桜並木と
駐車スペース

桜満開時の
「海津大崎」の交通規制

「海津大崎」への
マイカー以外のアクセス法

「海津大崎」周辺の車中泊事情

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「海津大崎」の概要とロケーション

奥琵琶湖

滋賀県高島市マキノ町に位置する「海津大崎」は、琵琶湖の北西岸に突き出した岬のことで、湖岸づたいにつながっている「奥琵琶湖ドライブウェイ」とともに、琵琶湖屈指の景勝地として知られている。

湖北エリア 道の駅マップ

平安時代の「海津大崎」は、朝廷に海産物を納める「御食国(みけつくに)」であった若狭国京都を結ぶ、湖上輸送の重要ルートに位置付けられていた。

出典:NHK

2024年に放送された大河ドラマ「光る君へ」の中で、「まひろ(紫式部)」が越前守となった父「藤原為時(岸谷五朗)」とともに、京都から越前に向かう際に、琵琶湖を船で渡るシーンが描かれていたのは、そのことに起因している。

さらに江戸時代になると、「海津」は若狭の海産物に加え、日本海側から運ばれる物資全般を、琵琶湖水運を通じて京都・大坂へと送る、「西近江路(北国街道)」の宿場・港町として繁栄を遂げる。

ただ明治を迎えても、山と湖に囲まれた「海津大崎」の閉鎖性は続き、鉄道や道路が整備された昭和になって、ようやく湖西地域への陸上アクセスが向上した。

湖西道路

JR湖西線と湖西道路が開通したのは、いずれも1970年代。千里で開催された万博以降の話というのだから驚きだ。

「海津大崎」の桜並木と駐車スペース

海津大崎

京阪神在住の人間なら、琵琶湖きっての桜の名所「海津大崎」の名前を知らない人は少ないと思う。

海津大崎

主に昭和初期から戦後にかけて、地元住民や行政によって琵琶湖の湖岸に植樹された、約800本ものソメイヨシノが、およそ4キロにわたって桜のトンネルを描く様子は、今や琵琶湖の春の風物詩だ。

「景勝地づくり」と「地域振興」を目指した地道な努力によって、「海津大崎」は全国的な桜の名所となり、「日本さくら名所100選」に選ばれるまでに至っている。

桜並木には入口・出口の門があるわけでもなく、誰もが無料で自由に通行できる。

おかげで、人があまりにも多くやってくるようになってしまった(笑)。

そのためインターネットを見ると、まるでマイカーアクセスは”事実上不可能”と、勘違いするようなアナウンスもある。

海津大崎

しかし実際は、「海津大崎」で交通規制が行われるのは満開時の週末のみで、現地に駐車場はないが、「駐車スペース」は用意されている。

つまり平日や休日でも、朝早い時間帯に行くなら、マイカーアクセスは可能だ。

海津大崎

具体的に云うと、クルマが停められるのは「海津大崎園地」の周辺で、一番広い駐車スペースは、仮設トイレの横にあって10台程度は置ける。

海津大崎 駐車場

またそこが満車なら、20メートルほど進むんだ園地の脇にも、ポツポツと停められるスペースはある。ただしMAXでも20台ほどだろう。

海津大崎 駐車場

あとは「つづら尾崎展望台」方向に進む途中に、時折り現れる”空き地”に停め、歩いて戻るしかないのだが、写真を撮らないのなら、ドライブがてらに花見を楽しんで行くほうがお勧めだ。

奥琵琶湖パークウェイ

ちなみに「海津大崎」をそのまま湖岸に沿って先に進めば、やがて無料観光道路の「奥琵琶湖パークウェイ」に入り、「つづら尾展望台」に辿り着く。

つづら尾展望台

「つづら尾展望台」からの眺望は素晴らしく、そこからさらに「奥琵琶湖パークウェイ」を下れば、余呉・木之本方面に抜けることも可能だ。

マップをグーグルナビに切り替える方法
スマートフォンでご覧の方は、「マップで開く」をタップし、画面が切り替わったら下の「ナビ開始」をタップするとナビゲーションが始まります。 経路を選びたい場合は、「ナビ開始」ボタンの左にある「経路」をタップすると選択でき、人マークの上のアイコンをタップすると、有料道路の利用・不要も選べます。

桜満開時の「海津大崎」の交通規制

海津大崎 桜満開
さて。
そうは云っても、気になるのは「海津大崎」の交通規制だろう。
そこで最初に結論を書くと、例年「海津大崎」では、花見最盛期の土日2日間にのみ交通規制が行われている。
2026年の規制内容は以下の通り。

【規制日】
2026年4月4日(土)・5日(日)
両日とも9時30分~17時(二本松からは9時以降進入禁止)

【規制内容】
■県道西浅井マキノ線
海津東口から長浜市西浅井二本松間 東行き(海津→西浅井)の一方通行

■国道161号線
海津交差点から西浅井方面への進入禁止
バス・タクシーのみ進入可(一般車両はマキノ浜線からのみ進入可)

2026年版 交通規制マップのダウンロード

※「びわこ高島観光ガイド」より転記

補足説明

出典:biwakocommon

一方通行になるのは、ブルーの「海津東口」から「二本松」の区間だが、「海津東口」から侵入した車両は、メインスポットの桜並木を抜けて「つづら尾崎展望台」への走行が可能。

逆に9時以降に「つづら尾崎展望台」から下って来ると、「二本松」で通行止めになるため、来た道を引き返す必要がある。

また国道161号線を、マキノ方面から大津方面に向かって走るクルマは、「梅津」交差点から左折となる西浅井方面へは、バス・タクシーを除いて進入禁止。

つまり「海津大崎」に向かうには、大津方面からアクセスしなければならない。

自転車について

琵琶湖 自転車

自転車は一方通行規制対象外なので、もしクルマに積んでいけるのなら、いい選択肢といえるかもしれない。

ただし道幅が狭いので通行時は注意が必要。また海津の集落内の道路は、混雑により歩行者や車両の接触事故の恐れがあるため、自転車を押しながらの歩行通行を呼びかけている。

<交通規制に関する問合せ先>
高島市役所 商工観光部 観光振興課
☎0740-25-8040

なお2027年以降の詳細は、こちらのサイトでアナウンスされると思う。

「海津大崎」へのマイカー以外のアクセス法

海津大崎 お花見船
冒頭で見せたカヌーという”飛び道具”もあるにはあるが(笑)、それがなくても「海津大崎」の桜は、お花見船に乗って琵琶湖から眺めることが可能だ。
最後は電車+徒歩。
JR湖西線マキノ駅から、サニービーチ・湖のテラス 経由で、海津大崎(大崎寺付近)までは約4キロ(徒歩約1時間)。駅から桜並木口まで直行するなら約2キロ・30分ほどのハイキングになる。

海津大崎周辺の車中泊事情

道の駅 藤樹の里あどがわ 車中泊

着目すべきは、交通規制の時間帯だ。

確かに、京阪神から当日の朝にマキノまで来るのは大変だが、前日に近くまで来て車中泊をすれば、午前9時までに「海津大崎」のお花見を済ませるのは造作もない。

つまり、

もし車中泊ができるのなら、以下で紹介するところで前泊し、交通規制が始まる前に見終えてしまうのが最善策になるだろう。

「海津大崎」にいちばん近い道の駅

道の駅マキノ追坂峠

それは約4キロ・クルマなら10分足らずのところにある「道の駅 マキノ追坂峠」だが、ここはあまり車中泊には適していないと思う。

「海津大崎」に近くてお勧めなのは

マキノピックランド

筆者はマキノ高原の代名詞とも云える「メタセコイヤ並木」の途中にある、「マキノピックランド」の無料駐車場がベスト車中泊スポットだと思う。

京阪神方面から金曜日の夜に家を出る場合

道の駅 妹子の郷

コンビニを併設している、次の2つの道の駅がお勧めになる。

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